EXPO2025 Theme Weeks

プログラム内容

それぞれのコミュニティ型産業集積が生み出したイノベーション(ソーシャルインパクト)についてプレゼンテーションを行い、地域の大企業等が「内容に共感した」、「発展可能性に期待する」等の視点から考察します。考察後は、大企業等から自社の成長とベクトルが合う登壇コミュニティに対して「企業賞」を授与し、今後のコミュニケーション機会を創出する実験的なイベントです。

実施レポート

【振り返り】
地域企業の9つのコミュニティが、自らの生み出した「ソーシャルインパクト」を14の大企業の前でプレゼンテーションを実施。大企業が自社の成長と方向性が合うコミュニティに対して30の「企業賞」を授与し、「社会課題や地域課題の解決」を接点とした地域と大企業の新しい繋がりが誕生しました。

※本イベントにおける「企業賞」とは、賞金の提供を伴うものではなく、「今後のコミュニケーションを約束すること」としています。ただし、各大企業が元々有するリソースの提供といった形での副賞は「可と」しています。

※コミュニティ側の発表時間は8分間。大企業側の質疑が7分間の、一社あたり15分でのご説明。

<ご協力いただいた大企業等>
株式会社アーバンリサーチ
株式会社オカムラ
株式会社カプコン
一般社団法人関西イノベーションセンター
QUINTBRIDGE
JR西日本SC開発株式会社
株式会社JTB
大日本印刷株式会社
一般社団法人ナレッジキャピタル
フクシマガリレイ株式会社
POTLUCK YAESU
りそなグループ
株式会社みずほ銀行
HOOPSLINK KANSAI

また、当日は関心を持った多くの自治体や企業が参加者として訪れたことから、コミュニティと大企業だけではなく、参加者と登壇者が繋がって新しい事業の相談が始まるなど、予定調和のない出会いが誕生しました。

<参加者>約150名

なお、当日は会場内において、大阪府下に広がる地域一体型オープンファクトリーを中心に取組告知ブースを設置。またPRタイムを設けることで、次なる登壇者の可能性を可視化すると共に、登壇コミュニティの発表内容から触発を受ける機会としても有意義なものであったと考えます。

新たな繋がりが誕生したことで、今後の地域内投資循環による地域活性化が期待されます。

【会期後の取り組み】
イベントを通して生まれた地域と大企業の繋がりに注目し、今後の発展をフォローアップします。

具体的には、今回ご協力いただいた大企業に再度集まっていただき、振り返りのワークショップを開催。「なぜ、そのコミュニティを選んだのか。」「どのような手段を用いて、今後コミュニティと連携を進めていくのか」といった観点から紐解き、次年度以降の事業形態を協力企業と共に考えます。

なお、2026年2月頃に、イベントを通した受賞後の経過を共有するフォーラムの開催も予定しています。

今回の「企業賞」はあくまで「今後のコミュニケーション」を約束するものであり、互いが理解し合うため一歩目を提供するものです。
こうした「最初の第一歩」に出会える場を行政が提供することの意義を、成果から振り返ることで可視化したいと思います。

<今後のタイムライン(見込み)>
2025年10月~11月 振り返りワークショップの開催
2025年12月      ガイドライン政策に向けた研究会の実施
2026年2月頃     LOCAL X STAGE振り返りフォーラム(仮称)
2026年2月頃     ガイドラインの公表

本取組を通して、「地域の大企業が地域のコミュニティを育て、その行為が翻って大企業の価値や成長にも繋がる」といった、地域内経済循環の可能性を見いだせればと思います。

是非、今後の取組経過についてもご注目いただけますと幸いです。

地球の未来と生物多様性 ウィーク

Local X STAGE 2025

  • 20250918日(木)

    13:3017:30

    (開場 13:30)

  • 会場外(Theme Weeks Connect)
  • ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
  • ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。

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