地球の未来と生物多様性 ウィーク
「KYOTO地球環境の殿堂」国際会議・未来会議
「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会、京都環境文化学術フォーラム
対話プログラム
- 地球環境問題
| 同時通訳 | 提供する |
|---|---|
| 発信言語 | 日本語 |
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テーマウィークコネクト
- 開催日時
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2025年09月20日(土)
13:00 ~ 17:30
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- 開催場所
- 会場外(Theme Weeks Connect)
- 国立京都国際会館(〒606-0001京都府京都市左京区岩倉大鷺町422)
プログラム内容
本会議は世界で地球環境の保全に多大な貢献をされた「KYOTO地球環境の殿堂」殿堂入り者が登壇し、国際的に初めて先進国に温室効果ガス排出量削減義務をづけた京都議定書誕生の地、京都から地球環境問題解決に向けたパネルディスカッションを実施します。さらに、京都1200年の伝統文化と自然環境の関係性を探究した学生から、未来の地球環境問題解決に向けた「未来への宣言」を実施します。
実施レポート
【振り返り】
京都議定書発効20周年を記念し、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」のもと、未来会議において自然環境と京都文化との関係について探究してきた若者より、世界に向けて「未来への宣言」を行うとともに、歴代の殿堂入り者と若者等が「気候変動」や「生物・文化多様性」のテーマで議論等を行う「KYOTO地球環境の殿堂」国際会議・未来会議を開催しました。
当日は1100名の方々にご来場いただき、環境先進地・京都を世界に向け発信する大きな機会となりました。
本イベントは、大谷 祥子氏(筝曲家)、笹岡 隆甫氏(未生流笹岡)、曽和 鼓堂氏(幸流小鼓方)実演の下、Do You KYOTO?ネットワークのみなさまによる伝統文化・芸能パフォーマンスを皮切りにスタートしました。
その後、主催者あいさつ、2021年にノーベル物理学賞を受賞された真鍋 淑郎氏(第1回殿堂入り者)による未来にむけたビデオメッセージ、そして「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会会長である山極 壽一氏より「環境日本学」をテーマとした基調講演を行い、クイズプレーヤー伊沢 拓司氏と山極 壽一氏による特別対談を実施しました。
続いて、未来会議として今年の5月から8月の間、自然環境と京都文化との関係性について探究をしてきた国内外の高校生・大学生総勢106名のうち64名が登壇し、探究活動から得た学びや気づきをもとに、「未来への宣言」を発表しました。
未来会議での取組を通じて、若者による地球の環境保全への理解が深まりました。
その他、パネルディスカッションでは、「気候変動」、「生物・文化多様性」をテーマに、歴代の殿堂入り者であるエゴ・レモス氏(第10回殿堂入り者/10周年記念特別賞)、中村 桂子氏(第14回殿堂入り者)、甲斐沼 美紀子氏(第15回殿堂入り者)に加え、伊沢 拓司氏はじめ各界の第一人者と高校生・大学生がパネルディスカッションを行うことで、環境保全の重要性を、京都から世界にむけて発信しました。
最後は、エゴ・レモス 氏より、自身のオリジナルソングである「Let’s Fix the Earth」を演奏いただき、コーラス部分は、登壇者や来場者と、心を一つに歌いました。
【会期後の取り組み】
今年度初の取組として実施した「未来会議」における参加者アンケートでは、現場の声や現状について直接触れることのできるフィールドワークに対する継続希望の声を多くいただきました。
加えて、世界中で進行する温暖化問題等を考慮すると、引き続き、次世代を担う若者の探究心や、未来の環境リーダー育成に資する取組が求められていると考えています。
そのため、今後も殿堂事業においては、「未来への宣言」をレガシーとして引き継ぎつつ、若者が文化と多様な自然の共存・調和について探究・発表する機会を継続するとともに、参加者にとってより実りのある探究となるよう、引き続き、実行委員会メンバー等関係者と相談をしながら進めていきます。
出演者情報
登壇者
エゴ・レモス
パーマティル代表取締役社長 、東ティモール文化・環境・水資源親善大使
東ティモール教育省の国家カリキュラム開発アドバイザリーチームの一員、世界的に有名なシンガーソングライター。東ティモールの子供達のための教育システムの一環で、学校内に設置した実生活に応用した形の実験室としてのパーマカルチャーガーデン及びプランティングウォーターの設計及び推進に従事。
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中村 桂子
JT生命誌研究館 名誉館長
生命論的世界観を持つ知の創出とそれによる社会の価値観の転換を目指して「生命誌研究館(Biohistory Research Hall)」を創設し、多様な分野の人々と共に考え、生きものとしての人間が生き生き暮らす社会づくりを求めて活動を続けている。
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甲斐沼 美紀子
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)研究顧問
パリ協定で合意された「2℃目標(努力目標1.5℃)」をうけて、IPCCが2018年に発表した1.5℃特別報告書は、2℃と1.5℃の気温上昇による影響の違いが大きい事を示した。その執筆者の一人として、パリ協定の長期目標を2℃から1.5℃に強化する知見を広めた。
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山極 壽一
総合地球環境学研究所 所長
2020年まで第26代京都大学総長。人類進化論専攻。
屋久島で野生ニホンザル、アフリカ各地で野生ゴリラの社会生態学的研究に従事。
日本霊長類学会会長、国際霊長類学会会長、日本学術会議会長、総合科学技術・イノベーション会議議員を歴任。
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伊沢 拓司
株式会社QuizKnock CEO、クイズプレーヤー
私立開成中学校・高等学校、東京大学経済学部卒業。開成高校時代には、全国高等学校クイズ選手権史上初の個人2連覇を達成。Webメディア『QuizKnock』で編集長を務め、同YouTubeチャンネルの企画・出演。
2019年には株式会社QuizKnockを設立しCEOに就任。
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地球の未来と生物多様性 ウィーク
「KYOTO地球環境の殿堂」国際会議・未来会議
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2025年09月20日(土)
13:00~17:30
(開場 12:15)
- 会場外(Theme Weeks Connect)
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。

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