地球の未来と生物多様性 ウィーク
プラスチック・プラネット:よりクリーンな明日への革新的解決策
欧州連合
世界では毎年4億トンを超えるプラスチックが生産されていますが、そのうちリサイクルされるのは10%未満にとどまります。多くは包装、日用品、産業資材として使用された後、焼却・埋め立てされるか、環境中に流出し、特に海洋汚染の深刻な原因となっています。
本プログラムでは、プラスチックの使用と廃棄を根本から減らすための革新的な方法に光を当てます。国際的なルール作りが進む「国際プラスチック条約」の理念に沿った予防策に加え、焼却に頼らない新しい処理方法、消費者の意識改革、微生物を活用した分解技術など、最先端の解決策を幅広く議論します。
対話プログラム
- サーキュラーエコノミー
- ネイチャーポジティブ
同時通訳 | 未定 |
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発信言語 | 日本語及び英語 |
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トラックプログラム
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。
- 開催日時
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2025年09月23日(火)
10:30 ~ 12:00
(開場 10:15)
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- 開催場所
- 各パビリオン
- EUパビリオン
プログラム内容
本プログラムは、2つのパネルディスカッションで構成されます。日本と欧州(EU)の専門家、企業、NGO、研究者が集結し、よりクリーンでプラスチック廃棄物のない未来を形作るリーダーたちとともに、地球の未来を考えます。
第1部:プラスチック問題の核心に迫る
最初のパネルでは、「使い捨てプラスチック」「過剰包装」「マイクロプラスチック」といった、私たちの生活に深く関わる課題の複雑さを掘り下げます。日本とEUの専門家がこれらの問題を多角的に分析し、プラスチックの循環型経済を構築するために、国際社会で進められている取り組みを解説します。
第2部:未来を拓く最先端の代替ソリューション
次のパネルでは、すでに市場で注目を集めるプラスチック代替技術の最前線を紹介します。アジアとヨーロッパのビジネスリーダー、NGO、研究者が登壇し、革新の精神と具体的事例を共有します。新しいアイデアが未来をどのように変えるのか、その可能性を実感できます。
プラスチック廃棄物のない未来に向け、リーダーやイノベーターと共に議論できる貴重な機会です。
出演者情報
モデレータ
マリア・ベラ・デュラン
EuRIC シニア・テクニカル・マネージャー
2021年7月にEuRICにジョイン。化学工学を専門とし、スペイン・マラガ大学でMBAを取得。以前は同大学で約5年間プロジェクトコーディネーターとして、マネジメントの卓越性や国際化に関するプロジェクトに従事していました。
EuRICでは、欧州プラスチックリサイクル部門(EPRB)を担当するとともに、循環型経済法を含むリサイクル産業に関する技術的・規制的課題の管理も行っています。
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登壇者
マリア・ニコロプルー
欧州経済社会委員会(EESC)および欧州循環型経済ステークホルダープラットフォーム メンバー
スペインの労働組合 Comisiones Obreras を代表する労働者グループの一員としてEESCに参加しています。現在、NAT局の副会長の一人であり、欧州循環型経済ステークホルダープラットフォームの運営グループのメンバーも務めています。
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桂川 孝裕
亀岡市長
東京農業大学(地域環境科学部)造園学科卒業
1987年 亀岡市職員に採用
1988年 財団法人亀岡市都市緑花協会へ出向
1993年 財団法人亀岡市都市緑花協会事務局長に就任
2003年 亀岡市議会議員当選
2007年 京都府議会議員当選
2011年 京都府議会議員再選
2015年 第7代亀岡市長に就任
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シーラ・アガーワル=カーン
国連環境計画(UNEP) 産業・経済局 ディレクター
シーラ・アガーワル=カーン氏は、国連環境計画(UNEP)の改革プロセスにおいて、戦略実施チームのプログラム上級顧問を務めています。彼女の業務は、UNEPが実施計画を策定するプロセスを円滑に進めることに重点を置いています。その目的は、UNEPが各国の優先課題により的確に対応し、各国において測定可能な成果を示しつつ、同機関の使命である触媒的かつ調整的な役割を果たすことにあります。
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堀田 康彦
地球環境戦略研究機関(IGES) 持続可能な消費と生産ユニット 研究ディレクター/主席政策分析官
堀田康彦博士は、地球環境戦略研究機関(IGES)において、持続可能な消費と生産(SCP)ユニットの研究ディレクター兼主席政策分析官を務めています。
サセックス大学で国際関係学の博士号(DPhil)を取得しており、持続可能な資源循環、サーキュラーエコノミー、廃棄物管理、海洋プラスチック汚染を専門としています。堀田博士はSCPに関する各種イニシアチブを主導するとともに、IGESプラスチック・タスクフォースの調整を担っています。
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モンティ・シマス
The Ocean Cleanup グローバル渉外・政策・ブルーファイナンス(持続可能な海洋資源のための金融)部門 ディレクター
モンティ・シマス氏は、The Ocean Cleanupにおいて公共政策・ブルーファイナンス担当グローバル・ディレクターを務め、政策と金融の両面からプラスチック汚染への対応を主導しています。イェール大学およびハーバード大学を卒業し、都市プロジェクトや政治分野での経験、ハーバード大学アドバンスド・リーダーシップ・イニシアチブ(ALI)との関わりを背景に、インパクト投資、ソーシャルファイナンス、世界の水資源アクセスを専門としています。
シマス氏は、グローバル・プラスチック条約やThe Ocean Cleanupの河川および外洋でのクリーンアップ技術といった取り組みに対し、政策的な支持や資金的なコミットメントを確保する上で重要な役割を担っています。
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大塚 桃奈
BIG EYE COMPANY Chief Environmental Officer
大塚 桃奈氏は、「トビタテ!留学JAPAN」プログラムにより英国でファッションを学んだ後、衣服をめぐる社会課題に疑問を抱き、持続可能な衣服生産のあり方を再考するようになりました。
国際基督教大学を卒業後、徳島県上勝町に移住し、2020年5月に開設された上勝ゼロ・ウェイストセンターWHYでの勤務を開始しました。人口1,500人の山間の小さな町に暮らしながら、ごみを出発点とし、循環型社会の実現を目指して日々取り組んでいます。
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プラスチック・プラネット:よりクリーンな明日への革新的解決策
世界では毎年4億トンを超えるプラスチックが生産されていますが、そのうちリサイクルされるのは10%未満にとどまります。多くは包装、日用品、産業資材として使用された後、焼却・埋め立てされるか、環境中に流出し、特に海洋汚染の深刻な原因となっています。
本プログラムでは、プラスチックの使用と廃棄を根本から減らすための革新的な方法に光を当てます。国際的なルール作りが進む「国際プラスチック条約」の理念に沿った予防策に加え、焼却に頼らない新しい処理方法、消費者の意識改革、微生物を活用した分解技術など、最先端の解決策を幅広く議論します。
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2025年09月23日(火)
10:30~12:00
(開場 10:15)
- 各パビリオン
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。
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