EXPO2025 Theme Weeks

プログラム内容

*字幕:YouTube動画の右下「歯車」マークの「字幕」よりお選び下さい。
(複数言語、音声が重なる際等、字幕が掲出されない場合があります)


目的
・持続可能な成長と世界のグリーン経済を支える自然資産として、インドネシアの生物多様性を紹介する
・自然に基づくソリューションや生物多様性関連産業における投資機会を促進し、インドネシアの投資環境、案件パイプライン、支援的な政策(NBSAPおよびKMGBFに整合)を紹介する
・生物多様性と気候変動に強靭なプロジェクトに向けたグリーンファイナンス、技術、政策支援を拡大するためのパートナーシップを促進する
・経済的・金融的な観点から、生物多様性保全の重要性に対する理解と認識を高める

対象者
・政府および公的機関(インドネシア、日本、国際機関)
・投資家および金融機関(AIGCC加盟機関、企業、保険会社など)
・開発・保全パートナー(国際機関、環境NGO、二国間・多国間開発機関、万博参加国パビリオン)
・ビジネス・経済関連ネットワーク/団体(商工会議所、ビジネス評議会、業界団体)
・学術・研究機関(大学、シンクタンク、国際研究センター)

実施レポート

【振り返り】
本ビジネスフォーラムでは、インドネシアが世界有数の生物多様性国として有する自然資本を基盤に、グリーン経済と持続可能な社会の構築に向けた取り組みが広く紹介されました。

会場には、政府関係者や民間企業、国際投資家、環境NGOが一堂に会し、自然資本への投資促進や革新的な資金調達手法、デジタルプラットフォームの導入、企業の持続可能な事業モデル構築など、多角的な議論が展開されました。
特に、インドネシア国立開発計画省とアジア投資家グループ(AIGCC)が気候変動対策に関する覚書を締結したことや、デジタル生物多様性情報プラットフォームの公式ローンチにより、データ駆動型の意思決定や投資促進が期待される点は大きな成果です。インドネシア企業協議会(IBCSD)も、企業が生物多様性を戦略的資産として捉え、持続可能な事業モデルの構築に取り組むことを推奨し、政策や金融商品の活用を通じた民間資金動員の具体例を提示しました。

さらに、Conservancy Indonesiaによる地域コミュニティと科学的データを融合した保全モデルや、ERM日本による自然資本の定量的評価・標準化の提案は、参加者に新たな知見を提供しました。
これらの議論を通じて、自然資本投資が単なる保全活動に留まらず、経済成長や気候変動へのレジリエンス向上に直結する重要な手段であることが広く共有され、官民連携の重要性が改めて認識されました。

インドネシアの22種の生態系や7つのエコリージョン、未開発の遺伝資源の存在は、将来的なバイオ投資の大きなチャンスであり、持続可能性と経済発展の両立が具体的に示されたことも大きな成果です。


【会期後の取り組み】
フォーラム終了後、インドネシアと国際的なパートナーは、自然資本投資を通じた持続可能な経済成長の実現に向け、具体的かつ長期的な取り組みを積極的に進めています。

まず、デジタル生物多様性情報プラットフォームをさらに拡張し、国家公園や海洋保護区の生物多様性データをリアルタイムで整備することで、政策立案や民間投資の判断材料として広く活用されることを目指します。
これにより、投資家や企業が自然資本の価値を定量的に評価し、効率的に資金を流すための基盤が強化されるとともに、地域コミュニティとの連携による保全活動の計画・モニタリングも促進されます。

次に、債務交換、SDG連動ファイナンス、信仰ベース資金などの革新的資金調達手法を具体的なプロジェクトに適用し、民間資金の流入を加速させることにより、政府予算だけでは実施が難しい生物多様性保全や持続可能な事業の推進を可能にします。企業側では、生物多様性をCSRの一環に留めず戦略的資産として事業モデルに組み込む取り組みを拡大し、グリーンボンドやブレンドファイナンスを活用した社会実装を進めることで、経済成長と環境保全の両立がより現実的になります。

さらに、ERM日本の自然資本価値評価・標準化の取り組みを基盤として、金融市場で自然資本を組み込んだ投資商品や指標の普及を推進し、投資家が自然リスクや生物多様性価値を定量的に理解できる環境を整備します。
加えて、アジア太平洋地域の政府、投資家、NGOと連携した官民国際パートナーシップを拡大することで、自然資本投資の知見やモデルケースを地域全体に広げ、持続可能な経済成長に向けた具体的な行動を促進していきます。

これらの取り組みにより、インドネシアの生物多様性を中心としたグリーン経済の長期的発展と、持続可能な社会の構築に向けた道筋がさらに確かなものとなり、未来志向の持続可能性向上に大きく貢献することが期待されています。


※このレポートの一部または全部はAIによって生成されました。

地球の未来と生物多様性 ウィーク

自然資本投資:生物多様性と持続可能な利用で進めるグリーン経済

インドネシアは、持続可能な成長と世界のグリーン経済を支える貴重な自然資産として、その豊かな生物多様性を紹介します。本セッションでは、自然に基づくソリューションや生物多様性関連産業における投資機会を取り上げるとともに、グリーンファイナンス、技術、政策支援を拡大するためのマルチステークホルダー・パートナーシップの促進を目指します。

  • 20250924日(水)

    10:0012:00

    (開場 09:30)

  • 各パビリオン
  • ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
  • ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。

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