地球の未来と生物多様性 ウィーク
持続可能燃料閣僚会議
資源エネルギー庁燃料供給基盤整備課
対話プログラム
- 水素社会
- 脱炭素
| 同時通訳 | 提供しない |
|---|---|
| 発信言語 | 英語 |
-
テーマウィークコネクト
- 開催日時
-
-
2025年09月15日(月)
10:30 ~ 12:00
-
- 開催場所
- 会場外(Theme Weeks Connect)
- ヒルトン大阪 大阪府大阪市北区梅田1丁目8−8
プログラム内容
バイオ燃料、合成燃料、合成メタンといった持続可能燃料は、航空・船舶・自動車などの運輸部門や家庭・商業・産業部門等様々な分野の脱炭素化の観点から重要性を高めています。今回が初開催の本会議では、関係各国・国際機関とともに、持続可能燃料のグローバルな機運向上を目指します。日本とブラジルの「持続可能な燃料とモビリティのためのイニシアティブ:ISFM」の一環として、COP30も見据えながら、ブラジルと共催いたします。
実施レポート
【振り返り】
今回初開催となった持続可能燃料閣僚会議は、第7回水素閣僚会議と併せて大阪で開催し、日本とブラジルが共催する形で、34の国・機関に参加いただきました。
会議では、国際エネルギー機関(IEA)によって、2035年までに持続可能燃料の需要が2024年比で4倍以上に拡大するという見通しが示され、その実現に向けて、各国・機関が必要な取組や国際連携・官民連携の重要性について議論しました。特に、持続可能燃料を、航空・船舶・道路交通・産業といった様々な分野で活用していくことの重要性について共有し、会議後には、日本とブラジルの共同議長声明を発出しました。
また、企業によるフレックス燃料ハイブリッド車や水素バイク、その他持続可能燃料や水素・アンモニアに関するパネル展示を行ったほか、ランチでは、「おいしい」水素社会を身近に感じていただけるように水素で調理した鶏肉や水素で焙煎したコーヒーを提供するなど、水素・アンモニアを含めた持続可能燃料の活用・社会実装に関するPRを実施いたしました。
会議終了後には、参加者に対し、大阪・関西万博と連携した取組として、水素・アンモニアを含む持続可能燃料の社会実装に向けた日本の技術を体感いただくため、以下のとおりエクスカーションを実施いたしました。
①国内初となる合成燃料を使用した「万博シャトルバス」への乗車
②国内初の商用客船運航を行う水素燃料電池船「まほろば」への乗船
③世界初の液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」の視察
④「未来の都市」パビリオンにて、水素を燃料としたオフロードパーソナルモビリティ「コルレオ」や、海上での帆船の推進力により発電し、船内でグリーン水素を創る次世代水素生産船「ウインドハンター」等の視察
⑤「ガスパビリオンおばけワンダーランド」にて、合成メタンに関する展示等の視察
このように、持続可能閣僚会議を大阪・関西万博と一体的に開催したことにより、持続可能燃料に関する各国の政策の動向や今後の国際連携の在り方について参加各国・機関の間で共有することができたのみならず、持続可能燃料の社会実装に向けた日本の技術力を多くの参加者に実際に体験いただき、その可能性を体感いただける機会となりました。今回の会議の成果も踏まえて、引き続き持続可能燃料の生産・活用の促進に向けて、世界各国と取組を進めてまいります。
【会期後の取り組み】
この閣僚会議の成果を具体的な取組に繋げるべく、共同議長を務めたブラジルが、COP30に向けて、持続可能燃料に関する宣言を立ち上げました。この宣言は、持続可能燃料の利用を2035年までに少なくとも4倍以上に拡大するという、IEAの見通しに基づく目標に向けて、道路交通を含めた様々な分野において持続可能燃料の拡大を目指すものです。今後とも、日本は持続可能燃料の拡大に向けて、様々な国際枠組みも活用しながら、取り組んでいきます。
地球の未来と生物多様性 ウィーク
持続可能燃料閣僚会議
-
2025年09月15日(月)
10:30~12:00
(開場 10:30)
- 会場外(Theme Weeks Connect)
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。

OTHER PROGRAM
地球の未来と生物多様性 ウィーク その他のプログラム






