地球の未来と生物多様性 ウィーク
Nature in the Loop: 共につくるグリーン経済
欧州連合
各分野の専門家が集まり、これら二つの枠組み(バイオエコノミーとサーキュラーエコノミー)がどのように連携し、持続可能なイノベーションを推進し、廃棄物を削減し、資源効率を高められるかを探ります。実際の事例や活発な対話を通じて、生物資源を循環型システムに統合するための戦略、こうした移行を支える政策の役割、そして再生型経済を創り出す可能性について議論します。
対話プログラム
- サーキュラーエコノミー
| 同時通訳 | 未定 |
|---|---|
| 発信言語 | 日本語及び英語 |
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トラックプログラム
- 開催日時
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2025年09月24日(水)
13:00 ~ 14:30
(開場 12:45)
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- 開催場所
- 各パビリオン
- ポーランドパビリオン
プログラム内容
バイオエコノミーと循環型経済の相乗効果は、持続可能な開発の強力な推進力となります。どちらの枠組みも資源効率と自然資産の持続可能な利用を重視していますが、その視点はそれぞれ異なります。
ブロック 1: バイオエコノミーとは何か ― 循環性との関係
ブロック2:応用サーキュラー・バイオエコノミー
実施レポート
【振り返り】
本セッションでは、バイオエコノミー(生物資源を活用した経済活動)と循環型経済を組み合わせることで、持続可能なイノベーションの推進、廃棄物削減、資源効率向上を実現する方法が議論されました。実際の事例紹介や参加者との対話を通じて、政策の役割や再生可能な経済(再生型経済)への可能性についても考察されました。
主なポイント
補完的なアプローチ
バイオエコノミーと循環型経済の手法を組み合わせることで、廃棄物削減と資源効率向上を両立させながら、産業横断でのイノベーション創出を促進できます。
政策の役割
設計、流通、データ活用をつなぐ政策や、事例学習・対話型のプログラムが導入を加速する上で有効です。
再生型価値への道筋
生物資源を循環型システムに組み込むことで、効率化と同時に環境や社会に価値を還元する再生型の成果を生み出す可能性があります。
本セッションを通じて、バイオエコノミーと循環型経済の統合により、資源効率や廃棄物削減を再生型価値へとつなげる方向性が参加者間で共有されました。
【会期後の取り組み】
本セッションでの議論をもとに、生物資源を循環型システムに組み込む運用モデルを構築し、小規模な試行から始め、実証結果に基づき段階的に拡大することが提案されました。
優先アクション
1. 活用領域の選定
生物資源の活用で価値創出が期待できる具体的な分野や事例を特定(例:副産物の利用、再生資源への置き換えなど)。
2. 設計・市場・データの連携
循環型設計の要件、製品・サービスの市場受容条件、追跡に必要な最小限のデータセットを定義。
3. 政策活用
関連する支援制度や基準を整理し、導入障壁を下げる社内担当者を設定。
4. 共創・検証
公的機関、企業、研究機関と共同で、具体的な事例を基にした対話型の試行を実施し、資源効率や廃棄物削減の成果を検証。
5. レビューと拡大
定期的なレビューを制度化し、統合モデルを他の製品や事業領域へ段階的に拡大。
これにより、小規模試行→レビュー→拡大のサイクルにより、資源効率化と廃棄物削減を具体的な行動に落とし込むことが可能です。
出演者情報
モデレータ
アグニェシュカ・シュニク
INNOWO 理事会会長
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登壇者
古沢 広祐
一般社団法人 環境・持続社会研究センター(JACSES)代表理事
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シリアン・ローアン
欧州経済社会委員会(EESC)委員、欧州持続可能性政策委員会(ECESP)
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アガタ・マイスナー
Generation Climate Europe 会長・創設者
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鈴木 寿明
蒲郡市長
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ラデヤ・ゴーディナ・コシール
Circular Change CEO
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茄子川 仁
株式会社ヘミセルロース 代表取締役
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キャスリン・バース
Natural State サーキュラー・エコノミー担当部長
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西川 明秀
株式会社BIOTECHWORKS-H2 代表取締役
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地球の未来と生物多様性 ウィーク
Nature in the Loop: 共につくるグリーン経済
各分野の専門家が集まり、これら二つの枠組み(バイオエコノミーとサーキュラーエコノミー)がどのように連携し、持続可能なイノベーションを推進し、廃棄物を削減し、資源効率を高められるかを探ります。実際の事例や活発な対話を通じて、生物資源を循環型システムに統合するための戦略、こうした移行を支える政策の役割、そして再生型経済を創り出す可能性について議論します。
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2025年09月24日(水)
13:00~14:30
(開場 12:45)
- 各パビリオン
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。

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