未来のコミュニティとモビリティ ウィーク
ボランティアで誰もが活躍できる未来へ – 公平性・多様性・参加の力を活かして
国際連合(UN)
UNVは、多様なスキルと経歴を持つ国連ボランティアを国連機関に派遣し、国連の職場環境とそれを取り巻くコミュニティを多様にしています。2024年には、さまざまな国から14,000人を超える国連ボランティアが、国連の任務の推進と持続可能な開発目標(SDGs)の実施支援に貢献しました。彼らの共同の努力は、人々を貧困から救い、困っている人々により良い医療サービスを提供し、女性が地域社会でより積極的な役割を果たせるようにするなど、世界中でプラスの影響をもたらしました。イベントでは、UNVがこれらのプラスの成果を紹介し、万博の来場者がこの運動に参加し、一緒にボランティア活動を行うよう促します。
映像記録有り
対話プログラム
- #多様性 #インクルージョン #地域社会
同時通訳 | 提供しない |
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発信言語 | 日本語及び英語 |
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トラックプログラム
- 開催日時
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2025年05月19日(月)
2025年05月31日(土)
09:00 ~ 21:00
(開場 09:00)
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- 開催場所
- 各パビリオン
- 国連パビリオン
プログラム内容
*字幕:YouTube動画の右下「歯車」マークの「字幕」よりお選び下さい。
(複数言語、音声が重なる際等、字幕が掲出されない場合があります)
「多様性とインクルージョン」は、2019年から国連と加盟国に提唱されてきたUNVの重要なテーマの1つです。この万博の機会は、UNVにとって多様性とインクルージョンを強調し、インクルーシブな社会と国連がより包括的な職場になるための貢献を強調する重要な場となります。
国連パビリオンのイマーシブシアターでは、UNVがトークショーを開催し、さまざまなバックグラウンドを持つ講演者が、ボランティア活動が社会にどのような変化をもたらすかについての経験を共有します。ボランティア活動の研究者、パラリンピック選手、シニアおよび若いボランティアを招待し、モデレーターが、ボランティアとそのボランティア活動が講演者とコミュニティにどのような変化をもたらしたかについて質問します。トークイベントに加え、UNVではさまざまな国籍、多様なスキルを持つ国連ボランティアの写真を展示する写真展も開催します。
実施レポート
【振り返り】
2025年5月19日から31日までの2週間、大阪・関西万博の国連パビリオンにおいて、対話と開発のための文化的多様性のための世界デーを記念し、「ボランティアを通じてより多様な未来を築く—公平性、多様性、参加の力を取り入れて」と題したイベントを開催しました。
このイベントでは、ボランティア活動がいかにインクルージョン(包摂性)を促進し、地域社会を支え、公平でつながりのある世界を築くかを紹介する写真展やトークショーを実施しました。開催期間中、1日あたり約2,000名が来場した写真展では、世界各地でダイバーシティ(多様性)とインクルージョンの推進に取り組む国連ボランティアにスポットライトを当て、彼らの活動やストーリー、そしてUNVの使命を力強く伝えました。来場者にはさまざまな共感や気づきが生まれました。
トークショーでは、エンターテインメント、スポーツ、学術など、さまざまな業界から5名の専門家(以下、五十音順)が登壇し、ボランティアがいかに私たちの生活や社会、コミュニティに変化をもたらすかについて意見を交わしました。イベント当日はあいにくの天気でしたが、多くの方にご来場いただき、開始から終了までご観覧くださる方がほとんどでした。
また、司会は元国連ボランティアの大倉由莉氏(東京大学医学部附属病院トランスレーショナルリサーチセンター バイオデザイン部門 特任研究員)が務め、セッションは終始和やかな雰囲気の中で進行しました。ボランティア活動を通じた多様性や包摂性の重要性について、力強く、時にはユーモアを交えて語られました。参加者からは「感動した」「新たな視点を得られた」といった声が寄せられ、笑いあり、感動ありの90分間となりました。
さらに、日本語の手話通訳者にもご参加いただき、オンラインと会場を合わせて100名以上の方が参加されるなど、インクルーシブな運営を実現することができました。
【会期後の取り組み】
2025年5月の大阪・関西万博で得た示唆やネットワークを活かし、国連ボランティア計画(UNV)は、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)でボランティアの可能性と地域主導開発に焦点を当てた取り組みを進めます。
TICADは1993年から日本政府が主導し、国連や世界銀行、アフリカ連合と共に開催する国際会議です。2025年のTICAD9は8月20日から22日に横浜で開催され、日本政府はアフリカ主導の地域活性化や人材育成、民間投資促進など新たな協力の枠組みを示そうとしています。
UNVはこの動きに応え、ボランティアを通じたローカライゼーションと社会レジリエンス強化をテーマに、TICAD9会期中にサイドイベントを開催します。2024年5月に外務省の認定パートナー事業にも承認されています。
《イベント概要》
日時:2025年8月21日(木)14:00〜15:30(日本時間)
会場:カハラリゾート&ホテル横浜
イベントでは、アフリカで活動経験のある国連ボランティアが登壇し、地域開発や人材育成の現場での経験を共有します。登壇者にはUNDPジブチの農業専門家や、アフリカと日本をつなぐ起業家、JICAボランティア、UNICEF東・南部アフリカ地域局長など多彩な実務者が予定されています。
また、パシフィコ横浜でアフリカの国連ボランティアの多様な活動を紹介する写真展も開催し、ボランティアの役割や意義を来場者に伝えます。
《展示ブース》
日時:2025年8月21日(木)〜22日(金)
会場:パシフィコ横浜
UNVは今後も、万博での知見を基盤に、ボランティアを起点とした地域連携と社会変革の促進に向け、国内外の関係機関と連携しながら活動を強化していきます。
出演者情報
モデレータ
大倉 由莉
元国連ボランティア、東京大学医学部附属病院トランスレーショナルリサーチセンターバイオデザイン部門 特任研究員
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登壇者
Thanks.Inc
はるな 愛
タレント・歌手
EXPO2025 大阪・関西万博のスペシャルサポーター、被災地支援や子ども食堂などのボランティアにも力を入れている。
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OMRON Global
十川 裕次
オムロン太陽株式会社 ダイバーシティ&インクルージョン推進グループ
パラリンピック選手、神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会T20/1500m:3位 パリ2024パラリンピック T20/1500m:6位 *T20は、知的障害のあるトラック競技選手のクラスのこと。
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FUJI Media Technology Inc.
増田 明美
スポーツジャーナリスト・大阪芸術大学教授
92年に引退するまでの13年間に日本最高記録12回、世界最高記録2回更新という記録を残す。
(公財)日本財団ボランティアセンター理事
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Peace Inclusion Piece
南北 ちとせ
(一社)PEACE INCLUSION PIECE
世界初、日本を本部とする国際障害団体(一社)ピースインクルージョンピースを設立。
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University of Tsukuba
二宮 雅也
筑波大学 人間科学部人間科学科 教授
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会ボランティア検討委員会委員。
まちづくりやボランティア活動をテーマとして、協働の視点から非営利組織活動のあり方を模索している。
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共催者名
国連ボランティア計画(UNV)
未来のコミュニティとモビリティ ウィーク
ボランティアで誰もが活躍できる未来へ – 公平性・多様性・参加の力を活かして
UNVは、多様なスキルと経歴を持つ国連ボランティアを国連機関に派遣し、国連の職場環境とそれを取り巻くコミュニティを多様にしています。2024年には、さまざまな国から14,000人を超える国連ボランティアが、国連の任務の推進と持続可能な開発目標(SDGs)の実施支援に貢献しました。彼らの共同の努力は、人々を貧困から救い、困っている人々により良い医療サービスを提供し、女性が地域社会でより積極的な役割を果たせるようにするなど、世界中でプラスの影響をもたらしました。イベントでは、UNVがこれらのプラスの成果を紹介し、万博の来場者がこの運動に参加し、一緒にボランティア活動を行うよう促します。
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2025年05月19日(月)
09:00~21:00
(開場 09:00)
- 各パビリオン
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。
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