EXPO2025 Theme Weeks

プログラム内容

「よりよい復興(Build Back Better)」をコンセプトの下、復興庁は4つのテーマで「復興のストーリー」を展開します。
「震災伝承・災害対応」では、震災前から時系列で、震災の実態や復興へのプロセス、防災・減災のまちづくりに関する映像、データを紹介します。
「食・水産」では、震災で被害を受けた食・水産品が回復、一部は震災前を上回るに至ったプロセスを、試食も交えて展示します。
「最新技術」では、発災から復興に至る過程で生じた課題に対応するために生まれた被災地発の最新技術について紹介します。
「福島国際研究教育機構(F‐REI)」ではF-REIの研究内容等を展示します。
経済産業省では、福島県浜通り地域等で、地震・津波・原子力災害の複合災害に直面しながらも、地域の文化や魅力を途絶えさせることなく繋いできた方々の挑戦や、最新鋭のロボットやロケット等の開発を進める事業者達の挑戦を紹介します。

実施レポート

【振り返り】
復興庁・経済産業省では、東日本大震災からのよりよい復興をテーマとした展示を実施しました。秋篠宮皇嗣妃殿下、ハンガリー大統領をはじめとした海外要人、福島県知事、自治体首長等、国内外から多くの方にご来訪いただき、被災3県(岩手県、宮城県、福島県)の様々な「復興のストーリー」の展示をはじめ、食・水産品の試食や浜通り地域等の事業者との懇談等も実施しました。
復興庁では、「よりよい復興(Build Back Better)」をコンセプトとした被災3県の「復興のストーリー」を「震災伝承・災害対応」「食・水産」「最新技術」「福島国際研究教育機構(F-REI)」などのテーマに分け展示するとともに、被災3県の食・水産品の試食を提供するなど、東日本大震災から力強く復興しつつある被災3県の姿や地域の魅力を各種展示のなかで若者をはじめ多くの方に体感いただくことで改めて防災への意識を高める取組を実施しました。中でも、実際の津波の高さを再現した展示では防災の重要性を認識したという声もあり、展示全体を通して防災への学びを提供しました。
また、試食や震災伝承テーマの大型展示パネルやシアターに係る反響が多く、特に試食については好評の声を多くいただき、地場産品を知っていただくのみならず各事業者の復興のストーリーを知っていただくきっかけとなりました。
経済産業省では、福島県浜通り地域等で、地震・津波・原子力災害の複合災害に直面しながらも、地域の文化や魅力を途絶えさせることなく繋いできた方々の挑戦や、最新鋭のロボットやロケット等の開発を進める事業者等の挑戦を紹介する福島復興展示を実施しました。ブースでのパネル展示や人型重機のデモンストレーション、カブトムシとの触れあいやバーチャルサイクリングなどの体験型コンテンツ、各種ワークショップ、いわき湯本温泉のフラ女将、相馬野馬追関係者によるステージ上でのパフォーマンス、浜通り地域等の事業者等によるトークセッションやプレゼンテーション、常磐もの等の試飲試食等を通じて浜通り地域等の魅力を発信しました。また、展示会場に設置したメッセージコーナーでは、浜通りの未来に向けた1100通以上のメッセージが寄せられ、外国語での投稿も複数いただきました。加えて、100を超える展示参画事業者による、今後の浜通り地域等での挑戦や、活動人口拡大に向けた意気込みが記された「START!! FROM FUKUSHIMA HAMADOORI活動宣言」ボードも作成しました。

【会期後の取組み】
復興庁では、テーマウィーク展示コンテンツをそのほかの万博催事や各種イベントとも連携し展示するほか、テーマウィーク展示等を「遺産(レガシー)」化することで、被災地の復興しつつある姿や現状を届け、理解醸成を図っています。
また、会期中、万博会場内の東ゲートゾーンに設置されているデジタルモニュメント「成長する『奇跡の一本松』」をはじめ、大阪・関西万博 復興ポータルサイトや被災3県伝承館、兵庫県人と防災未来センターにおいて、「3.11をわすれない。想いをつなぐ未来レター」の企画を実施しておりメッセージを募集しています。
さらに、催事期間中に会場へ御来場いただけなかった方や防災への理解醸成のため、当日の展示物をそのまま360度VRとして残しておりますので、ぜひ以下より御覧ください。
【公式】「2025年大阪・関西万博」復興ポータルサイト | 復興庁 経済産業省
引き続き被災3県への誘客につながるよう関係団体とも連携しながら展示物の利活用などを検討していきます。
経済産業省では、展示コンテンツや展示期間中の様子、「START!! FROM FUKUSHIMA HAMADOORI活動宣言」、来場者の皆さまからいただいたメッセージ等をレガシーとして残し、今後の浜通り地域等の交流人口拡大等の取組に活かしていくことを目的として、福島復興展示のアーカイブページを作成しました。
https://www.meti.go.jp/earthquake/fukushima-expo2025/archive/
また、展示で使用した浜通り地域等15市町村をかたどった「HAMADOORI TABLE」や来場者からのメッセージ、「START!! FROM FUKUSHIMA HAMADOORI活動宣言」については、福島県双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館のエントランスホールに6月25日から当面の間展示していただき、伝承館へ入館いただいた皆様に自由にご覧いただける形となっております。
今後は、大阪・関西万博での盛り上がりを、浜通り地域等での賑わいの創出に繋げるべく、展示期間中のアンケートや事業者からの感想等も踏まえながら、成果等を最大限活用し、引き続き交流人口・関係人口の拡大等に向けた取組を進めていきます。

未来のコミュニティとモビリティ ウィーク

東日本大震災からのよりよい復興(Build Back Better)

復興庁及び経済産業省は、「未来のコミュニティとモビリティウィーク」において、未来社会に向けた被災地の復興をテーマとした展示を実施します。
復興庁では「震災伝承・災害対応」、「食・水産」、「最新技術」や「福島国際研究教育機構(F-REI)」などをテーマとする「復興のストーリー」を展示します。
経済産業省では、複合災害に直面しながらも、復興に向かっていく福島県浜通り地域等の姿を、文化の継承や新事業創出への挑戦を続けてきた人々との交流等を通じて発信します。

  • 20250519日(月)

    09:0021:00

    (開場 09:00)

  • EXPOメッセ
  • ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
  • ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。

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