EXPO2025 Theme Weeks

プログラム内容

*字幕:YouTube動画の右下「歯車」マークの「字幕」よりお選び下さい。
(複数言語、音声が重なる際等、字幕が掲出されない場合があります)

量⼦研究が既に100年の歴史を持つように、過去から現在まで、多くの科学者やアーティストが「必ずしも⽬には⾒えない世界」の不思議な魅⼒に取り組み、探究を続けてきました。いつの時代にも、次なる知覚を切り開くのは、豊かなイマジネーションの表現と確実な技術に⽀えられて繰り返される、創造的な試みです。本展の会場には、⽇本の⼤学や研究機関、企業による最先端の研究成果(量⼦コンピュータや量⼦センサー、量⼦通信技術、海洋探査や⽣命の神秘に迫る深海研究、宇宙誕⽣の光やダークマターを解き明かす実験など)がアート表現と共存する、ちょっと不思議な空間が⽣まれます。そこで私たちは、多様な技術展⽰、解説映像やXR展⽰から学び、コンピュータゲームやトークイベントを楽しみながら、新たなアート表現が⽣まれる瞬間を⽬撃することになるかもしれません。

実施レポート

【振り返り】
「エンタングル・モーメント」と題して、私たちをとりまく「量⼦・海・宇宙」の世界をアートとサイエンスで体感する展覧会を開催しました。本展では、「エンタングルメント(量子もつれ)」をはじめとする、我々の日常的な感覚では非常識にも思える量子力学の不思議な性質を切り口に、量⼦というミクロの世界から深海や地球環境、そして広⼤な宇宙の秘密にいたるまで、我々が存在する世界のミクロからマクロを円環的に表現し、紹介しました。芸術と科学技術の「エンタングル=もつれ合う」展⽰やステージイベントを通じて、本物の実験装置に触れ、研究者本人の口から話を聞き、「量子・海・宇宙」それぞれのモチーフに向き合ったアーティストやデザイナーの表現と対面することで、サイエンスが持つ「わからないことのワクワク感」や、アートやデザインから伝わってくる複雑な感覚を、それぞれの展示で体感してもらうことができました。8月14日から20日までの会期中で延べ 62,360 名の来場者を記録し、アンケートでも、本展の満足度は非常に高く、展覧会のテーマ(量子・深海・宇宙)に関する関心喚起も成功しました。

【会期後の取組み】
“量子”は、一般に伝えるのが難しいテーマであり、誤った理解が広がりやすいテーマでもあります。今回の企画は、第一線で活躍する研究者、技術者が来場者と直接コミュニケーションする場が形成され、量子の本質やわかっていること・わかっていないこと、量子 技術の現在地を含め、一般の方に広く伝える機会となりました。また展示やステージイベントとして量子を伝えるために研究者がアーティストやデザイナー、編集者といった異分野の専門人材と試行錯誤する機会ともなり、効果的に量子を伝える新たなコミュニケーション手法を生むきっかけとなったとともに、出展者サイドにおいても今後に繋がる新たなネットワーク形成の場ともなりました。今後は、今回実現した展示やステージコンテンツ、またコミュニケーション手法やネットワークを生かしながらそれぞれの大学・研究機関等でアウトリーチ活動等を展開していきます。

未来のコミュニティとモビリティ ウィーク

エンタングル・モーメント ―[量子・海・宇宙]× 芸術

「エンタングル・モーメント」と題して、私たちをとりまく「量⼦・海・宇宙」の世界をアートとサイエンスで体感する展覧会を開催します。本展では、量⼦というミクロの世界から深海や地球環境、そして広⼤な宇宙の秘密にいたるまで、芸術と科学技術の「エンタングル=もつれ合う」展⽰で紹介いたします。

  • 20250814日(木)

    13:0020:00

    (開場 13:00)

  • 20250815日(金)

    10:0020:00

    (開場 10:00)

  • 20250820日(水)

    10:0018:00

    (開場 10:00)

  • EXPOメッセ
  • ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
  • ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。

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