EXPO2025 Theme Weeks

プログラム内容

コンセプト
本催事では、関連する素材や造形に、日本の伝統的な美意識と技術、すなわち“美”・“技”・“巧”・“藝”の要素を取り入れています。この「美技巧藝」は、自然との調和や持続可能性を内包した価値観の現れであり、私たちが未来の建築やまちを考える上で、重要な構成点であると考えました。遊びを通じた、「美技巧藝」への深い学びによって得られる、子供たちの創造心と未来へのまなざしこそが、世界を変える鍵であり、「この子たちなら大丈夫」という確信を未来に届ける取り組みとします。

プログラムの詳細はWEBサイトよりご確認ください。

実施レポート

【振り返り】
本展では、経済の循環性や持続可能性に特徴のあるパビリオン約30棟を対象として、設計時に作成した3D画像と竣工後の写真を対比させたデジタルインスタレーションを上映しました。
併せて、子供たちが未来の建物や街を描くワークショップを実施し、子供たちが未来の社会を築く担い手であることを社会に対して強く発信しました。

その結果、幅広い層に対して建築文化への関心を喚起し、次世代の育成と建築文化の普及という政策的成果を伴うレガシーを形成しました。
会期終了後、ハウスメーカ社員、博物館ファン、ユーチューバーなどから、デジタルインスタレーションの一般公開、建築資料館での展示などを求める声が寄せられました。


【会期後の取組み】
今後、万博の会期中に東京で行った「日本の万国博覧会1970-2005」と大阪で行った「建築文化と循環経済の未来」を振り返る目的で、2026年2月に国立近現代建築資料館において、「建築文化と循環経済の未来」(東京巡回)を開催予定です。

2つの展覧会を総括するとともに、今回の万博におけるパビリオン建築の設計資料と万博終了後の資材の再利用に関する情報を収集、公開し、過去・現在・未来にわたって通底する建築文化の魅力を経済循環性や持続可能性といった観点から考察いたします。

未来への文化共創 ウィーク

建築文化と循環経済の未来〜この子たちなら大丈夫~

本催事は、“日本の建築文化”を通じて、“循環型の経済社会と未来社会のデザイン”について考える文化庁主催の取り組みです。次世代を担うα世代の子供たちが、建築にまつわる日本の文化を継承しながら、自らの創造力でカーボンニュートラルな未来社会をデザインする経験を得ることを目的としています。

  • 20250909日(火)

    10:0018:00

    (開場 10:00)

  • EXPOメッセ
  • ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
  • ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。

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