未来への文化共創 ウィーク
物語と身体性の未来:エンターテイメントが伝統文化になるとき
アジェンダ2025 共創プログラム
シェイプ・ニューワールド・イニシアティブ
【2050年の未来像の仮説】身体拡張テクノロジーが、私たちの物語を伝統文化に変えていく未来。
未来への文化共創を考えるにあたって重要な問いの一つが、現代に形作られ続けているエンタメと古くから継承されてきた文化との違いとは何かというものです。本プログラムでは「身体性」と「物語」を題材に文化共創の未来を考えます。
対話プログラム
- 文化芸術
- 音楽
- マンガ・アニメ
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アジェンダ2025
共創プログラム
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- 開催日時
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2025年04月29日(火)
10:30 ~ 12:30
(開場 10:00)
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- 開催場所
- テーマウィークスタジオ
プログラム内容
メディアは私たちの身体の拡張として物語を記録する役割を果たしてきました。一方、メディアが発達する以前は口伝から書物によって物語が記録されて、ときに伝統文化となってきました。この物語を記録するという観点で、エンターテイメントと伝統文化はどのように異なるのでしょうか。本プログラムでは、コンテンポラリーダンサーやバーチャルシンガーなどの当事者、メディアやアニメーションの研究者やバーチャルビーイングの研究者らを招きます。彼らとともに、エンターテイメントと伝統文化の違い、身体性を伴って物語が記録される瞬間、さらには身体拡張テクノロジーがもたらす2050年の「文化共創のプロセス」を明らかにします。
出演者情報
モデレータ
佐久間 洋司
大阪大学社会ソリューションイニシアティブ 特任研究員、シェイプニューワールドイニシアティブ 代表
1996年生まれ。大阪大学ではアバターやエージェントを用いた新しいコミュニケーションの研究に取り組む。2025年大阪・関西万博では大阪パビリオンのディレクターとして「未来のバーチャルビーイング」の展示を統括する。大阪大学と科学技術振興機構の共同研究プロジェクトである未来社会デザインに係る調査研究の研究代表者も務める。大阪商工会議所 未来社会創成委員会 座長、日本SF作家クラブ会員ほか。2021年にはムーンショット型研究開発事業の調査研究でチームリーダーを務めた。2022年に日本オープンイノベーション大賞文部科学大臣賞を受賞。Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023に選出。
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登壇者
理芽
THINKR, KAMITSUBAKI STUDIO
日本語の歌、英語の歌、韓国語の歌が好きな謎めいた目をした女の子。透明感と艶やかさが同居する不思議な歌声を持つ、ジャンルと国境を横断する可能性を秘めた次世代バーチャルシンガー。
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ジョセフ・リー
アンロック・ダンシング・プラザ(香港)アーティスティック・ディレクター
香港を拠点に活動する振付家、パフォーマー、パフォーマンス・キュレーター。香港中文大学とThe Place, London Contemporary Dance Schoolを卒業後、2022年にUnlock Dancing Plazaのアーティスティック・ディレクターに就任した。彼のキュレーション活動は、創作過程における知識の生産、蓄積、普及や レジデンシー形式のダンスフェスティバル「#DANCELESS complex」のような異文化間の対話、芸術的媒体を超えた対話など、地域のコンテンポラリー・ダンス文化の注目されていない側面に焦点をあてているほか、Unlock Body Labではコラーニング・プラットフォームのオープン・リサーチ・ウィークなど、身体を主なメディアとしたクリエイションの視野を広げる試みを行っている。最近のキュレーション・プロジェクト「#DANCELESS complex 2026」では、アジア太平洋地域におけるコンテンポラリー・パフォーマンスのトランスローカル・ネットワークを構築し、この地域のアーティストの認知度と持続可能性を高めようとしている。彼は、ポップカルチャー、クィア・ボディ、肉体労働、ダンスとそのイメージの重なりやギャップをテーマにした作品を積極的に創作している。リーの振付作品はイギリス、ドイツ、日本、オーストラリア、韓国、上海、北京でツアーされ、映像作品はソウルのEXiS、日本のイメージフォーラム・フェスティバル、南台湾映画祭など権威ある実験映画祭に選ばれて上映されている。彼は2017年に香港芸術発展局から贈られる若手芸術家賞を受賞している。
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クリストファー・テイラー
ジョンズ・ホプキンス大学 比較思想、文学部 博士研究員
比較思想・文学部でポスドクを務める以前は、2020~2021年にブレイクモア・フリーマンフェロー、2021~2022年に東京大学で日本学術振興会客員研究員、直近では2023~2024年にAGHIでリサーチ・フェローを務めた。ジョンズ・ホプキンス大学で映画とメディアに関する研究で博士号を取得し、イェール大学では哲学の学士号を取得している。現在のプロジェクトは、20世紀の日本における人工的な人間性(人間によって構築された人間)とアニマシーの斬新な概念の生成について研究している。モダニズム、映像文化、ワールド・シネマ、テクノロジー史との関連において、アニメーション・メディア(広義)の歴史と理論に比較研究的な関心を寄せている。
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未来への文化共創 ウィーク
物語と身体性の未来:エンターテイメントが伝統文化になるとき
アジェンダ2025 共創プログラム
【2050年の未来像の仮説】身体拡張テクノロジーが、私たちの物語を伝統文化に変えていく未来。
未来への文化共創を考えるにあたって重要な問いの一つが、現代に形作られ続けているエンタメと古くから継承されてきた文化との違いとは何かというものです。本プログラムでは「身体性」と「物語」を題材に文化共創の未来を考えます。
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2025年04月29日(火)
10:30~12:30
(開場 10:00)
- テーマウィークスタジオ
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
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