未来への文化共創 ウィーク
足跡を残すスポーツ：地域社会で未来を切り開く
イタリア共和国
このイベントは、イタリアオリンピック委員会と外務国際協力省スポーツ外交局の協力のもと、イタリアパラリンピック委員会、ミラノ・コルティナ2026財団、そしてMAECIを通じて関与するAssosport、Banca IFIS、RCSグループといった企業を代表する企業からの寄付を受けて開催されます。2025年大阪万博の「未来への文化共創」テーマウィーク中にイタリア館で開催されるこのパネルディスカッションでは、主要スポーツイベントの社会的・経済的影響を探ります。
対話プログラム
- スポーツ
| 同時通訳 | 提供する |
|---|---|
| 発信言語 | 日本語及び英語 |
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トラックプログラム
- 開催日時
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2025年05月04日(日)
16:30 ～ 17:30
(開場 16:00)
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- 開催場所
- 各パビリオン
- イタリアパビリオン
プログラム内容
こうしたイベントが開催地域や国全体に残す永続的な遺産についても考察します。アスリート、団体代表、そしてビジネス界の著名人などの意見を聴くことで、議論はより深まるでしょう。このイベントは、間近に迫ったミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック・パラリンピック競技大会を控えていることからも、特に意義深いものとなります。主要テーマには、持続可能性、包括性、男女平等が含まれ、スポーツ界やより広範なスポーツエコシステムにおける女性の役割の拡大と重要性を強調します。
実施レポート
【振り返り】
本プログラムは、イタリア国内オリンピック委員会（CONI）、外務・国際協力省スポーツ外交局、およびイタリア万博総局長マリオ・ヴァッターニ大使の特別協力により開催されました。
スポーツは単なる経済的原動力ではなく、文化の交流や地域コミュニティの活性化、社会変革をもたらす有力な手段です。イタリアと日本は、地域機関によるスポーツ施設の支援という点で共通のビジョンを持っています。2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックは、イノベーションや持続可能なインフラ整備、環境教育、地域参加の実験的プラットフォームとしても注目されています。
オリンピック委員会や組織委員会、地域機関の協働は、大会の成功と持続的な影響を生むために欠かせません。また、スポーツは社会的結束の促進や、ジェンダー平等といった権利意識の向上にも大きな役割を果たしています。イタリアのパラリンピック競技は、ジューリア・ギレッティ選手の金メダルなどを通じて、さらに注目を集めています。
ミラノ・コルティナ2026財団は、環境・社会・経済の持続可能性にも取り組んでいます。大会では既存施設の活用率を85％に高め、環境負荷の低減を目指します。学校教育もスポーツへのアクセス向上や包摂性の確保に貢献しています。デュアルキャリア・プログラムなどにより、選手は教育と競技を両立できる環境が整っています。
スポーツ産業はイタリア国内総生産（GDP）の1.2％を占め、雇用創出や国際交流、イノベーション促進に寄与しています。スポーツ外交も世界309拠点、209件のイベントを通じて展開され、戦略的資産としての価値を高めています。「Campionesse di Innovazione」のように、スポーツ界で活躍する女性リーダーを取り上げるプロジェクトは、包摂性と持続可能性の強化にも貢献しています。
さらに、ジロ・デ・イタリアへの関心の高まりは、ジェンダーの包摂性を促進するだけでなく、イタリア各地の魅力を世界に発信し、2024年には120億ユーロ規模のスポーツツーリズム産業の発展に寄与しています。元プロ自転車選手のイヴァン・バッソ氏は、ジロ・デ・イタリアの文化的・経済的意義を自らの経験を通じて語りました。
最後に、オリンピック閉会式およびパラリンピック開会式がヴェローナ・アリーナで開催されることで、国内経済への波及効果と大会アクセスの向上が期待されています。
【会期後の取り組み】
今後は、本パネルディスカッションで得られた知見と示唆を活かし、スポーツが地域社会や経済にもたらす効果をさらに深く分析・可視化する取り組みを進めていく予定です。
特に、間近に控えるミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック・パラリンピック競技大会では、今回議論された持続可能性、包括性、男女平等を具体的施策として実装し、世界に発信できるよう関係機関や企業との連携を一層強化してまいります。
また、パネル内で挙がった、地域スポーツ振興と人材育成、女性アスリートのさらなる社会参画促進についても、デジタル技術を活用したオンラインセミナーや現地ワークショップ、教育プログラムなど多様な形で取り組み、より多くの若者や地域住民が主体的にスポーツ文化に関わるきっかけを創出していきたいと考えています。
さらに、今回の議論内容や成果をイタリア国内にとどめることなく、日本を含む各国のスポーツ行政や文化外交関係者と共有し、スポーツを通じた文化共創と地域課題解決のモデルケースとして広めることを目指してまいります。
出演者情報
モデレータ
フランチェスコ・べトロ
ANSA通信
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登壇者
セシリア・ダンジェロ
イタリア・オリンピック委員会
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アレッサンドラ・センシーニ
オリンピック選手（ウィンドサーフィン）
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ジュリア・ギレッティ
パラリンピック選手（水泳）
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ダイアナ・ビアンチェディ
ミラノ・コルチナ財団 2026
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シルヴィア・マッララ
外務・国際協力省
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マヌエラ・フィール
Assosport ディレクター
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アリアナ・コルンバーリ
Assosport
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パオロ・ベリーノ
RCS Sport & Events 最高経営責任者兼ゼネラルマネージャー
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イヴァン・バッソ
元ジロ・デ・イタリア選手（サイクルロードレース）
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カルメーロ・カルボッティ
イタリア銀行
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未来への文化共創 ウィーク
足跡を残すスポーツ：地域社会で未来を切り開く
このイベントは、イタリアオリンピック委員会と外務国際協力省スポーツ外交局の協力のもと、イタリアパラリンピック委員会、ミラノ・コルティナ2026財団、そしてMAECIを通じて関与するAssosport、Banca IFIS、RCSグループといった企業を代表する企業からの寄付を受けて開催されます。2025年大阪万博の「未来への文化共創」テーマウィーク中にイタリア館で開催されるこのパネルディスカッションでは、主要スポーツイベントの社会的・経済的影響を探ります。
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2025年05月04日(日)
16:30～17:30
(開場 16:00)
- 各パビリオン
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。
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