SDGs+Beyond いのち輝く未来社会 ウィーク
第7回日経Well-beingシンポジウム
日本経済新聞社
よりよい社会をデザインしていくために「Well-being」という概念と新指標を、これからの時代の社会アジェンダにしていく企業コンソーシアム「Well-being Initiative」。2021年3月の発足から議論を重ね、Well-beingを社会に実装していくための具体的な実践も行ってきました。その活動内容の紹介や、国内外の有識者や企業関係者を招き、2030年以降の世界を見据えて加速していくWell-beingの最新動向を発信します。
※本プログラムは都合に因り、終演時間が16:00→15:30に変更になります。
映像記録有り
対話プログラム
- ポストSDGs
- 未来社会
- いのち
- ウェルビーイング
| 同時通訳 | 提供する |
|---|---|
| 発信言語 | 日本語 |
-
アジェンダ2025
参加プログラム
- 開催日時
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2025年10月07日(火)
10:30 ~ 16:00
(開場 10:15)
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- 開催場所
- テーマウィークスタジオ
プログラム内容
*字幕:YouTube動画の右下「歯車」マークの「字幕」よりお選び下さい。
(複数言語、音声が重なる際等、字幕が掲出されない場合があります)
Well-being Initiativeのこれまでの活動報告
国内外の有識者や研究者によるWell-being研究最新動向紹介
企業によるWell-beingへの取り組み紹介 など
実施レポート
【振り返り】
本シンポジウムでは、SDGsの2030年期限を目前に、新たな国際的目標として注目されるSWGs(サステナブル・ウェルビーイング・ゴールズ)について、多角的な議論が展開されました。冒頭では、SWGsが目指す理念とその国際的意義が紹介され、ウェルビーイングを中心とした社会づくりの重要性が改めて示されました。
三井住友トラストグループの高倉社長による講演では、企業が果たすべき社会的責任と、金融業を通じたファイナンシャル・ウェルビーイングの推進について具体的な取組が紹介されました。個人の健康や幸福の維持が企業の持続的成長と直結するという視点は、参加者に深い印象を与えました。
続いて、一橋大学の伊藤氏が開発した「伊藤版ウェルビーイングスコア」を用いた最新調査結果が発表され、企業内でのウェルビーイングの認知度上昇や実感の向上が確認される一方、世代間の価値観やキャリア自立に課題があることが明らかにされました。この結果は、働く環境や組織文化を再考するきっかけとなり、ウェルビーイング向上のための具体的な方向性が共有されました。
EYジャパンの永吉氏からは、同社でのウェルビーイング推進体制や、部署ごとのウェルビーイングリーダーの配置、従業員の「機嫌管理」プログラムなど、実践的な取組が紹介されました。データに基づく全社的な推進の重要性が強調され、組織文化変革の好事例として高く評価されました。
また、パーソルキャリアの桜井編集長は、転職市場における若手世代の価値観の変化を示し、「自分らしく働く」意識の高まりを報告しました。企業が多様な働き方を支援することの重要性が明確になり、ウェルビーイング向上の新たな視点として注目されました。
さらに、将来世代と経営層との対話セッションでは、移動やリアルな体験がウェルビーイングに与える価値や、共感・多様性の意義が語られました。SDGs&ビヨンドをテーマとした最終パネルでは、2030年以降の国際的な社会目標のあり方や、平和と経済の連携、日本が果たすべき国際的役割について議論されました。全体を通じ、ウェルビーイングを基軸にした社会課題解決と持続可能な未来づくりの重要性が参加者に強く訴えられる内容となりました。
【会期後の取組み】
本シンポジウムを通じて得られた知見を踏まえ、今後は「ウェルビーイング」を社会の中心価値として捉え、個人・企業・社会が連携して持続可能な発展を実現する取組を一層推進してまいります。特に、企業経営におけるSWGsの視点を取り入れ、従業員一人ひとりの幸福度や働きがいを高めるための仕組みづくりを広げていくことが重要であると確認されました。
三井住友トラストグループで紹介されたようなファイナンシャル・ウェルビーイングの推進や、EYジャパンのように組織文化に根ざしたウェルビーイング施策の展開は、他企業にも参考となる好事例です。今後は、こうした実践を共有し、業種や規模を超えた相互学習の場を設けていくことが期待されます。
また、伊藤版ウェルビーイングスコアのような科学的指標を用いた調査・分析を継続し、世代や役職による意識差を可視化することで、より効果的な改善策を導き出すことを目指します。若年層のキャリア意識変化にも対応し、「自分らしく働く」ことを支援する制度設計を推進していくことが、企業全体のウェルビーイング向上につながると考えられます。
さらに、将来世代との対話から示された「移動やリアルな体験を通じたつながり」の価値を重視し、世代や国境を超えた交流の機会を広げていくことも重要な取組です。
SDGs&ビヨンドの議論で示されたように、平和・経済・社会の調和を図りながら、2030年以降も持続可能な社会を構築するため、日本が果たす役割は大きいといえます。
本シンポジウムでの議論を契機に、ウェルビーイングを起点とした社会変革の動きを継続的に発信し、民間企業・研究機関・若者世代が連携しながら、幸福で持続可能な未来づくりに向けた取り組みを進めてまいります。
※このレポートの一部または全部はAIによって生成されました。
出演者情報
登壇者
高倉 透
三井住友トラストグループ 取締役執行役社長
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伊藤 邦雄
一橋大学CFO教育研究センター長 TCFDコンソーシアム会長 人的資本経営コンソーシアム会長
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桜井 貴史
パーソルキャリア doda編集長
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永吉 正郎
EY Japan チーフ・タレント・アンド・ウェルビーイング・オフィサー
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田中 太郎
日経ESG経営フォーラム シニアプロデューサー
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斎藤 祐二
日本航空 代表取締役副社長執行役員・グループCFO
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米女 太一
アサヒ飲料 代表取締役社長
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安宅 佑亮
慶應義塾大学環境情報学部4年
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原嶋 空
東京大学教養学部表象文化論コース4年
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鈴木 寛
東京大学公共政策大学院 教授
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石川 智之
TOPPANホールディングス 執行役員広報本部長
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蟹江 憲史
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授 SFC研究所xSDG・ラボ代表 Keio STAR 副所長
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井上 高志
LIFULL 代表取締役会長 PEACE DAY 代表理事
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石川 善樹
公益財団法人Well-being for Planet Earth 代表理事
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SDGs+Beyond いのち輝く未来社会 ウィーク
第7回日経Well-beingシンポジウム
よりよい社会をデザインしていくために「Well-being」という概念と新指標を、これからの時代の社会アジェンダにしていく企業コンソーシアム「Well-being Initiative」。2021年3月の発足から議論を重ね、Well-beingを社会に実装していくための具体的な実践も行ってきました。その活動内容の紹介や、国内外の有識者や企業関係者を招き、2030年以降の世界を見据えて加速していくWell-beingの最新動向を発信します。
※本プログラムは都合に因り、終演時間が16:00→15:30に変更になります。
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2025年10月07日(火)
10:30~16:00
(開場 10:15)
- テーマウィークスタジオ
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。

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