EXPO2025 Theme Weeks

ハイライト

00:02:28 BIE事務局長ご挨拶

00:17:41 ただのリュックが世界を救う!

00:58:25 共創が繋ぐ未来への可能性

プログラム内容

*字幕:YouTube動画の右下「歯車」マークの「字幕」よりお選び下さい。(複数言語、音声が重なる際等、字幕が掲出されない場合があります)

本イベントでは、ベストプラクティス受賞者によるパネルディスカッションを通じて、これまでの取組や未来に向けた提言を共有します。登壇者には、社会や地域の課題に向き合う中でプロジェクトを立ち上げた背景や原体験を語っていただくほか、これまでの活動実績や直面した困難、今後の課題について、具体的な事例を交えてご紹介いただきます。さらに、プロジェクトが果たす役割や、その先の未来に向けて私たちが築くべき社会のあり方をともに展望します。参加者との対話を交えながら、「未来を共につくる」ためのヒントを探り、パネルディスカッション後には、今後の連携や共創を促すネットワーク構築の場として懇親会も予定しています。

実施レポート

【振り返り】
本プログラム「世界を変えるのは何か?~ベストプラクティスに学ぶ未来へのヒント~」では、世界各地で社会課題の解決に取り組むベストプラクティス受賞者が登壇し、これまでの取組や未来に向けた提言を共有しました。

プログラムの冒頭には、BIE(博覧会国際事務局)事務局長のディミトリ・ケルケンツェス氏が開会挨拶を行いました。パネルディスカッションのモデレーターはベストプラクティス選定委員でClimateInnov(CIEL)CEOのマリアン・メンサー氏が務めました。
パネリストとして、関西国際大学名誉教授及び兵庫県立大学客員教授の齋藤富雄氏、Educase共同創業者のヴェディカ・ムラルカ氏、サグリ株式会社代表取締役CEOの坪井俊輔氏、EinDollarBrille協会ビジュアル・コミュニケーション・スペシャリストのリーザ・シュインツェル氏が登壇しました。
登壇者によるパネルディスカッションを通じて、防災、教育、農業、ヘルスケアという異なる分野でありながら、共通して「ニーズに基づいた解決志向のイノベーション」が、支援が届きにくい人々の生活改善に大きく貢献していることが明確になりました。
特に、個別の活動や製品・サービスの提供のみにとどまらず、人材育成、地域連携、流通体制など、持続的に機能する仕組みづくりに取り組む姿勢が印象的でした。
また、これらの取組を通じて明らかになったのは、「共創」の重要性です。登壇者の取組からは、「共創」が分野や立場を超えて人々をつなぎ、新たな発想や協働を生み出す原動力となることが感じられました。
互いに学び合い、補い合う姿勢こそが、持続可能な社会づくりに欠かせない要素であることを示しています。

さらに、当日はパネルディスカッション終了後に来場者との懇親会が行われ、登壇者と来場者が直接意見を交わす貴重な機会となりました。
来場者は、実際の活動で使用されているEducaseのスクールバッグやEinDollarBrille協会が提供する1ドルの眼鏡に触れるなど、登壇者の取組に共感し対話が深まる時間となりました。


【会期後の取り組み】
プログラムを経て、今後は、これまでに形成されたつながりを基盤として継続的な情報交換が進められ、得られた知見や示唆を踏まえた新たなプロジェクトの立ち上げや社会実装に向けた検討が進むことが期待されるほか、博覧会協会が運用するウェブサイトにおいて本イベントの内容を公開し、受賞者の活動を継続的にオンラインで発信することで、社会の重要課題に挑戦する人々との共感と協働を促し、さらなる「共創」の普及と促進を図ります。

本プログラムを契機として芽生えた協働の動きが、会期後も多様な主体によって継承・発展し、持続的な社会的価値の共創へと発展していくことを期待します。

出演者情報

モデレータ

マリアン・メンサー

Climate Innov (CIEL) CEO

マリアン・メンサー氏は、Climate Innove(CIEL)のCEOとしてESGや持続可能な変革を支援。若手人材の育成や、エネルギー・環境・教育分野の国際的なプロジェクトにも従事。

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登壇者

齋藤 富雄

関西国際大学名誉教授、兵庫県立大学客員教授

元兵庫県副知事。1995年1月17日の阪神・淡路大震災発生後、兵庫県の幹部職員として復旧・復興に尽力。1996年4月には初代防災監に就任し、兵庫県防災体制の再構築や「創造的復興」の推進に大きな役割を果たした。国際防災研修センター設立以来、研修講師として多大な貢献がある。

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ヴェディカ・ムラルカ

Educase 共同創業者

ヴェディカ・ムラルカ氏は、学校用バッグが机に変形する革新的な製品「Educase」の共同創業者。緊急時や資源の限られた地域でも子どもが学べる環境を実現し、これまでにネパール全土で7,000人以上に届けてきた。イノベーションや地域社会との連携に強みを持ち、現在は世界展開とパートナーシップ構築に力を注いでいる。

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坪井 俊輔

サグリ株式会社 代表取締役CEO

横浜国立大学理工学部機械工学科卒。2018年、衛星データ×AIを軸にサグリ株式会社を創業。Forbes 「世界を変える30歳未満30人」の1人に日本版およびアジア版で選出。農林水産省および経済産業省の検討会にて委員を務める。第6回宇宙開発利用大賞において内閣総理大臣賞を受賞。

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リーザ・シュインツェル

EinDollarBrille協会/ビジュアル・コミュニケーション・スペシャリスト

リーザ・シュインツェル氏は、プロダクトデザインを専攻後、広報・PR会社でキャリアをスタート。民間企業の広報分野において豊富な経験を積み、より社会的課題に携わりたいとの想いから、同協会のコミュニケーション部門に加わった。現在は4年目を迎え、ビジュアルコンテンツ全般を担当している。

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SDGs+Beyond いのち輝く未来社会 ウィーク

世界を変えるのは何か? ~ベストプラクティスに学ぶ未来へのヒント~

ベストプラクティスは、世界の重要な課題を解決する良質なプロジェクトを発信するプログラムです。本イベントでは、大阪・関西万博で実施された同プログラムの受賞者や選定委員とともに、より良い未来社会の実現に向けて私たちにできることを考えます。
このイベントは、日本郵便 2025年用年賀はがき「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)[寄付金付]」寄付金配分事業にて実施します。

  • 20251007日(火)

    18:1520:00

    (開場 18:00)

  • テーマウィークスタジオ
  • ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
  • ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。

OTHER PROGRAM

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