平和と人権 ウィーク
真のダイバーシティとWA!?〜多様な人・理念・価値観が集まる大学キャンパスを舞台として〜
関西大学
「KUダイバーシティDay」と称し、関西大学や法政大学、明治大学等の連携大学におけるダイバーシティ実現に向けた取組み紹介等を通じて、「真のダイバーシティ」について考える企画です。LGBTQ+や障がい者支援、多文化共生等への理解の現状や、企業での先進的事例も交えたパネルディスカッションを実施します。また、実現したいダイバーシティの理想像を宣言してもらう参加型の寄せ書き企画なども展開し、来場者とのコミュニケーションの「WA」を醸成します。
対話プログラム
- 多様性と包摂性
- LGBTQ
- 障がい者参加
同時通訳 | 提供しない |
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発信言語 | 日本語及び英語 |
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トラックプログラム
- 開催日時
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2025年08月09日(土)
13:00 ~ 16:30
(開場 12:30)
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- 開催場所
- 各パビリオン
- ウーマンズ パビリオン「WA」スペース
プログラム内容
関西大学は、ダイバーシティに積極的に対応することを通して、人権の尊重はもとより、多様な文化とその価値観を尊重し、「考動力」を持って新たな世界を切り拓こうとする、強い意志を有する人材を数多く育成してきました。
本イベントは、「KUダイバーシティDay」として位置付け、法政大学、明治大学等の連携大学や企業、団体等と本学がこれまで取り組んできた多彩な取組みを紹介する一日として展開します。第1部は法政大学、明治大学、関西大学の3大学連携シンポジウムとして、各大学や学生の取組みを紹介後、各大学の学長・総長等がディスカッションを実施します。第2部では、関西大学職員による自主研究会「関大アライ会」のファシリテートのもと、教職員や企業・団体担当者、学生など立場の異なるパネリストが登壇し、ディスカッションを実施します。
教育機関である「大学」と、持続可能な社会を構成するうえで、その進歩・発展が不可欠な「企業」や「団体」双方に焦点を当て議論を深めることで、ダイバーシティ実現に向けた社会が抱える課題と今後の展望について考察し、パビリオンを訪れた人すべてが「真のダイバーシティ」を考える空間を創出します。
実施レポート
【振り返り】
関西大学では、人権尊重と多様な価値観の受容を土台に、ダイバーシティへの積極的な対応を通じて、「考動力」をもって未来を切り拓く人材の育成を推進しています。こうした理念を体現するイベントとして、「KUダイバーシティDay」を開催しました。
本イベントは、連携大学や企業・団体とともに、多様な取り組みを紹介・共有する場として位置付けられ、「真のダイバーシティとは何か」を参加者が主体的に考える一日となりました。
第1部では、法政大学・明治大学・関西大学の3大学によるシンポジウムを実施。各大学のダイバーシティ推進の取り組みを紹介した後、学長・総長、副学長、学生が登壇するパネルディスカッションを行い、ダイバーシティの真意や大学が果たすべき役割・今後の展望について意見を交わしました。
第2部では、関西大学職員による自主研究会「関大アライ会」がファシリテーターを務め、大学職員・企業・団体関係者がパネリストとして登壇。LGBTQ+当事者やアライの視点を交えながら、多様な性の理解促進とインクルーシブな環境づくりに向けた課題と可能性について議論を深めました。
また、各部の終了後には、参加者一人ひとりが「理想のダイバーシティ」について思いを表現できる場として、寄せ書き企画「一人一人の声を届ける多声空間」を実施しました。会場には多様な価値観や願いが色とりどりに集まり、会場全体が参加型の学びと共感の空間となりました。
参加者からは、「他大学や企業の取り組みに学びがあった」「多様な立場の率直な意見交換が印象的だった」「寄せ書きで自分の考えを可視化できた」といった声が寄せられ、ダイバーシティへの理解と意識が一層深まる機会となりました。
今後も本学は、大学・企業・団体が相互に学び合い、連携を深める場を提供しながら、誰もが尊重される社会の実現に向けて取り組みを進めてまいります。
【会期後の取り組み】
「KUダイバーシティDay」の開催を契機に、関西大学では会期後も、学内外におけるダイバーシティ推進の取り組みを継続・発展させる活動を展開しています。
イベント当日に交わされた多様な意見や価値観は、今後の教育・研究・社会連携に活かすべき貴重な資源として位置付けられました。特に第1部では、3大学の総長・学長、副学長、学生によるディスカッションを通じて、「ダイバーシティの真意とは何か」という根本的な問いを来場者と共有し、深く考えてもらう機会を創出しました。このことは、会場全体の問題意識の醸成と、会期後のさらなる学びや実践の広がりにつながる重要な出発点となりました。
また、第2部で取り上げられた持続可能な社会の実現に向けたダイバーシティの課題と可能性について、多くの関係者に深い示唆を与え、本学のダイバーシティ施策の方向性を再確認する機会となりました。今回のイベントで得られた気づきや課題をもとに、関西大学職員による自主研究会「関大アライ会」では、新たなテーマを掲げた勉強会や意見交換の場を継続的に開催します。他大学との連携や、学外の実践事例の学びを取り入れることで、より実効性のある取り組みへとつなげていきます。
本学は今後も、こうした取り組みを一過性に終わらせることなく、イベント後の継続的な対話・実践・省察を通じて、多様性をめぐる学びと行動の循環を生み出す場づくりに力を注いでまいります。
平和と人権 ウィーク
真のダイバーシティとWA!?〜多様な人・理念・価値観が集まる大学キャンパスを舞台として〜
「KUダイバーシティDay」と称し、関西大学や法政大学、明治大学等の連携大学におけるダイバーシティ実現に向けた取組み紹介等を通じて、「真のダイバーシティ」について考える企画です。LGBTQ+や障がい者支援、多文化共生等への理解の現状や、企業での先進的事例も交えたパネルディスカッションを実施します。また、実現したいダイバーシティの理想像を宣言してもらう参加型の寄せ書き企画なども展開し、来場者とのコミュニケーションの「WA」を醸成します。
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2025年08月09日(土)
13:00~16:30
(開場 12:30)
- 各パビリオン
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。
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