EXPO2025 Theme Weeks

プログラム内容

本プログラムは、テーマウィーク全体協賛者と連携して博覧会協会が企画・実施する「アジェンダ2025」の一つです。「偏見・差別・アンコンシャスバイアスを克服し、あらゆる人が人権を尊重・保障されるために、今我々が考えるべきことは何か」というセントラルクエスチョンを中心に、トークセッションが展開されます。

※本プログラムは日英同時通訳にて視聴可能です。視聴するにはインターネットにアクセスでき、音声を聴取できる機器(スマートフォン、タブレット、パソコン等)とイヤホンが必要ですのでご持参下さるようお願いいたします。

出演者情報

モデレータ

中満 泉

国連事務次長・軍縮担当上級代表

2017年 5月より国連事務次長・軍縮担当上級代表。 2016年から 2017年まで難民・移民サミットのフォローアップに関する特別顧問代行。 2014年 11月から 2017年 4月まで国連開発計画( UNDP)危機対応局局長・国連事務次長補。 2012年 8月から 2014年 10月まで国際連合平和維持( PKO)局アジア・中東上級部長。アフガニスタンを含むアジア全域、シリア・レバノンを含む中東全域および西サハラを主管。 2008年 9月から 2012年 7月まで同局政策・評価・訓練部上級部長。早稲田大学法学部卒業。米国ジョージタウン大学大学院修士課程卒業 (国際関係論)。国連難民高等弁務官事務所( UNHCR)法務官、人事政策担当官、旧ユーゴ・サラエボ、モスタル事務所長、旧ユーゴスラビア国連事務総長特別代表上級補佐官、 UNHCR副高等弁務官特別補佐官、国連本部事務総長室国連改革チームファースト・オフィサー、 International IDEA (国際民主化支援機構 )官房長、企画調整局長など国際機関のポストを歴任後、 2005年から 2008年 8月まで一橋大学法学部、国際・公共政策大学院教授。同期間に国際協力機構( JICA)平和構築客員専門員 (シニア・アドヴァイザー )、外務省海外交流審議会委員などを兼任。 2008年に国連に上級部長として復帰。既婚、 2女の母。

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登壇者

シンシア・ヴェリコ

国連人権高等弁務官事務所東南アジア事務所地域代表

シンシア・ヴェリコは、2006年から国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の人権アドバイザーとしてパキスタン、スリランカ、フィリピンの3カ国で勤務し、2017年8月に国連人権高等弁務官事務所の東南アジア地域事務所の代表に任命された。OHCHRに参画する前は、WHOで5年間にわたりポリオ撲滅活動に携わり、アジアとアフリカのグローバルな実施パートナー、政府、UNCTの取り組みを支援。1999年に国連政治局で勤務を開始し、ニューヨークでのキプロス近接交渉に配属され、その後2000年の議会選挙と大統領選挙のためにハイチに派遣された。

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近藤 紘子

What Divides Us / エグゼクティブ プロデューサー

1944年11月広島生まれ。 1945年8月6日、生後8ヶ月で被爆地から1.1キロの牧師館で被爆、奇跡的に助かる。父は関西学院神学部卒業、広島流川教会の牧師で、戦後、多くの被爆者の救済にあたり、国内外で平和活動を行った谷本清。父の平和への思いを引継ぎ、国際養子縁組活動、世界の子供達と共に平和を訴える活動を行う「財団法人チルドレン・アズ・ザ・ビースメーカーズ」などに携わり、現在も国内外で平和を訴え続けている。アメリカン大学(ワシントンDC) 卒業。

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西前 拓

1FUTURE 共同代表

1986年以来ドキュメンタリーの企画制作を手がけ、常に時代を切り開く画期的な作品を制作し、Peabody賞や国際映画祭などで様々の賞に輝く。2026年公開に向けて劇映画「What Divides Us」を制作中。世界に初めて原爆の真実を伝えたアメリカ人ジャーナリストジョン・ハーシーとそれを支えた被爆者である谷本清牧師のヒューマンドラマで、日米映画界で初めて原爆をテーマに、真実を伝えることの意味、絶望の中で本当に希望は生まれるのか問う物語。 企画・演出・制作したドキュメンタリーシリーズ”Revealed Series”はNHK Worldで世界放映。”Hiroshima Revealed”ではジョン・ハーシーの「ヒロシマ」をテーマに被爆の記憶の意味を世に問い、”Survivor Trees”では広島の被爆樹木とNYの9.11サバイバーツリーの運命を2つのグラウンドゼロを結んで描いた。 ”Detroit Revealed”ではアメリカの構造的な人種差別の淵源を描き、”Manzanar Revealed”では日系人強制収容とアメリカの移民政策の問題を、そして”Mississippi Revealed”ではアメリカの公民権運動の歴史と今も残る人種問題を暴いた。 「戦争童話集・忘れてはイケナイ物語」(野坂昭如原作・黒田征太郎画)でピーボディ賞、ギャラクシー賞グランプリ受賞。「John Lurie and The Lounge Lizards:Live in Berlin」(ベルリン国際映画祭特別上映、リスボン国際映画祭最優秀新人監督賞),「フィッシング・ウィズ・ジョン」(ジョン・ルーリー監督、ジム・ジャームッシュ、トム・ウェイツ、デニス・ホッパー、ウィレム・デフォー、マット・ディロン出演)は、NY、ベルリン、ロンドンのインディーズシーンでカルト的ヒットとなり、世界7カ国で上映、放映された。 「NHKスペシャル」「ETV特集」「クロースアップ現代」などで戦争、核、金融、エネルギー、人権、気候変動をテーマにドキュメンタリーを制作。2024年にはウクライナ戦争の内幕やガザの難民の内面を描くETV特集を制作。UNHCR長官の輝かしい経歴を綴った『緒方貞子の生涯』、元米国国防長官ウィリアム・J・ペリー博士の著書『核の瀬戸際を生きる』のドキュメンタリーを制作。世界各地で先住民族コミュニティの文化と持続可能な開発に焦点を当てたプロジェクトに積極的に参加し、UNDP赤道イニシアチブのメディアパートナーを務める。 ”Not Yet Free 佐野元春NY旅”では佐野元春が自分の音楽的ルーツであるNYにスポークンワーズライブで挑む姿を描いた。 黒田征太郎氏とのコラボレーション「戦争童話集/忘れてはイケナイ物語り」やPIKADONプロジェクト、ZERO Projectなどでは、核、環境、人権などの社会的テーマを世界的アーティストや若者とクリエイティブに表現して社会変革を提案。

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イルワド・エルマン

エルマンピースセンター

イルワド・エルマンは、平和と開発の実践者であり、社会起業家。包括的で回復力あるコミュニティの構築に取り組み、紛争解決、人権、治安セクター改革が交差する現場で活動している。最も影響を受ける人々、特に女性と若者が議論に参画できるよう努めてきた。
ソマリアにあるエルマン・ピース・センターの最高執行責任者(COO)として、軍縮、社会復帰、平和構築に関する先駆的な取り組みを主導し、。持続可能な安全保障と社会正義に向けた国内政策と国際的枠組みの両方に影響を与えてきた。
エルマン・ピースでの役割以外にもに加えて、女性への暴力撤廃を目指す「Every Woman Treaty」、現代奴隷制と人身取引に関する「Global Commission on Modern Slavery and Trafficking」、ユネスコ「平和のための文化専門家グループ」、アフリカ基金、「Peace by Africa Network」など、複数の国際的イニシアティブでアドバイザー、コミッショナー、またはボードメンバーを務めている。特にPeace by Africa Networkは、アフリカ9か国の草の根平和構築者を結びつけ、地域の解決策をコミュニティから政策レベルへと引き上げることを目的に彼女自身が共同設立した。
これまでに、世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダーズ」や、ロックフェラー財団「ベラージオ・センター・レジデンシー・プログラム」など複数の国際的ネットワークに参加。世界経済フォーラム「自然と安全保障に関するグローバル・フューチャー・カウンシル」の評議員でもあり、英国外務省「インターナショナル・リーダーズ・プログラム」、ハーバード大学「グローバル・リーダーシップ・アンド・パブリック・ポリシー・プログラム」、スペイン外務省支援の「RAISA Women’s Leadership Fellowship」の委員も務めている。
彼女の活動は広く評価されており、ハーバード大学のグライトスマン国際活動家賞、ヘッセン平和賞、ライト・ライブリフッド賞、複数回にわたるノーベル平和賞ノミネート、ロンドン大学SOASからの名誉法学博士号を含む、数多くの賞を受賞している。

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ユリス・リチャード

国連軍縮局(UNODA)コンサルタント

国連軍縮局(UNODA)の科学・技術・国際安全保障ユニットに所属するコンサルタントで、軍事領域におけるAIの多国間ガバナンスを専門とする。
AI政策戦略研究所(Institute for AI Policy and Strategy)のAIポリシーフェローを務め、CyberPeace Instituteではサイバー脅威分析に従事。核兵器のない世界の実現を目指す「Youth Leader Fund for a World Without Nuclear Weapons」の初代コホートの一員でもある。
パリ政治学院(Sciences Po)と北京大学の二重学位プログラムを修了し、国際安全保障および国際関係の修士号を取得。

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平和と人権 ウィーク

人権の尊重・保障

  • 20250812日(火)

    10:0012:00

    (開場 09:30)

  • テーマウィークスタジオ
  • ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
  • ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。

本プログラムへは予約が必須となっております。

原則「2カ月前抽選」から予約対象となりますが、詳細な予約開始時期、予約状況等については下記サイトをご確認ください。

※開演時間を過ぎた場合、入場できない可能性がございますので、余裕を持ってお越しください。

このプログラムはバーチャル万博でのライブ配信を予定しております。確定次第ご案内いたします。

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