平和と人権 ウィーク
温故知新の精神で未来をデザインする
オーストラリア連邦
2025年大阪関西万博にて、オーストラリアパビリオンにて、「テ・アラティニ先住民ウィーク」の開会式を行います。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
本イベントでは、オーストラリア初の先住民担当大使であるジャスティン・モハメド大使、アオテアロアのテ・アラティニにおけるカイハウツよりンガヒウィ・トモアナ氏、駐ニュージーランドカナダ高等弁務官キース・スミス氏をスピーカーとしてお迎えし、それぞれの視点を頂きながら、先住民が持つ知見と経験を活かした、未来の社会のかたちを模索します。
オーストラリアパビリオンの「海の間」にて、本イベントが終了した後は、同パビリオン前のフォーコートステージで、カルチャー・パフォーマンスが催される予定です。
映像記録有り
対話プログラム
- 多様性と包摂性
- 先住民
| 同時通訳 | 提供する |
|---|---|
| 発信言語 | 英語 |
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トラックプログラム
- 開催日時
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2025年08月04日(月)
11:00 ~ 12:00
(開場 10:45)
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- 開催場所
- 各パビリオン
- オーストラリアパビリオン
プログラム内容
*字幕:YouTube動画の右下「歯車」マークの「字幕」よりお選び下さい。
(複数言語、音声が重なる際等、字幕が掲出されない場合があります)
実施レポート
【振り返り】
本イベントは、オーストラリア、アオテアロア・ニュージーランド、カナダにおける先住民の知恵と専門知識を通して、未来の社会を構築する機会について模索する機会となりました。さらに、本イベントは、2025年大阪・関西万博の、オーストラリアパビリオンで開催した、「テ・アラティニ先住民ウィーク」の開会を飾るものでもありました。
オーストラリア初の先住民大使に就任した、ジャスティン・モハメド氏は、未来社会を構築する上で伝統的な知識の重要性と、外交政策における先住民のアプローチにおける先住民外交の役割を強調されました。
テ・アラティニのカイハウトゥ/指導者であり、マオリ文化大使である、ンガヒウィ・トモアナ氏は、2020年ドバイ万博から始まり、2025年大阪万博でも受け継がれている、先住民ウィークにおける、テ・アラティニのリーダーシップについて振り返りました。トモアナ氏は、先住民が国際的に一堂に会することの意義について、自身の考えを述べられました。
カナダのニュージーランド高等弁務官であるキース・スミス氏は、ロビンソン・ヒューロン条約の署名者であるセサロン・ファースト・ネーションの一員としての自身の歩みを振り返り、国際外交および多国間システムにおける先住民リーダーシップについての見解を、人権と司法に関する自身の専門知識に基づいて共有されました。
【会期後の取り組み】
テ・アラティニ先住民ウィークは、2020年の、ドバイ万博で初めて実施され、その取り組みは、2025年大阪・関西万博へと引き継がれました。この期間、世界中の先住民族が集い、グローバルな先住民族経済、貿易・投資、知的財産、文化と言語の保護、といったテーマについて、対話と交流の機会が設けられました。
2025年大阪・関西万博では、その国際的な協力のためのプラットフォームを提供するとともに、この万博が終了した後の、テ・アラティニの今後の更なる可能性についても展望し、2030年リヤド万博においても、先住民ウィークを継続していく意向を見据える機会となりました。
出演者情報
モデレータ
ナンシー・ゴードン氏
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のオーストラリア陳列区域政府代表
オーストラリア外務貿易省でキャリア外交官として在籍。
過去には、同省の北アジア局北東アジア局長、中国経済エンゲージメント部長を務めています。そして、在成都オーストラリア総領事館総領事や在日オーストラリア大使館広報文化担当参事官として海外での赴任経験もあります。
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登壇者
ジャスティン・モハメド氏
オーストラリア初の先住民担当大使
クイーンズランド州バンダバーグ、グーレン・グーレン族のご出身。モハメド氏は、アボリジナルおよびトレス海峡島嶼民の団体、政府、企業で、健康、社会的公正、和解などにまつわる課題解決に、数十年にわたり尽力し、コミュニティと強いつながりを持っています。過去には、オーストラリアのビクトリア州政府でアボリジナル司法副長官としても務めた経歴があります。
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キース・スミス氏
駐ニュージーランドカナダ高等弁務官
先住民族の権利保護・北部地域開発担当省にて、政府間および国際関係担当局長などとして、さまざまな役職を歴任。過去には、カナダ人権委員会で政策・研究・国際担当ディレクター、カナダ司法大臣兼司法長官の政策ディレクターも務められています。2021年にカナダ司法省に入省し、国連宣言法実施事務局の局長としても活躍。ロビンソン・ヒューロン条約の署名部族であるセサロン・ファースト・ネーションの一員でもあります。
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ンガヒウィ・トモアナ氏(ンガティ・カフングヌ - ンガティ・ハウェア、ンガティ・ホリ;サモア系)
テ・アラティニのカイハウツ(指導者)、マオリ文化大使、マオリ貿易・経済開発の専門家
生涯を通じて、アオテアロア(ニュージーランド)国内および国際的な舞台において、ハプ(亜部族)とイウィ(部族)の発展に尽力。テアオマオリのあらゆる分野における幅広い知識を有する第一人者。イウィ議長フォーラムの貿易と経済開発グループであるポウタハワの議長を歴任し、現在もフォーラムの貿易と経済開発担当の公式代表として活躍。また、26年間に渡り、ンガティ・カフングヌ・イウィ・インコーポレイテッドの会長も務めていらっしゃいます。
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平和と人権 ウィーク
温故知新の精神で未来をデザインする
2025年大阪関西万博にて、オーストラリアパビリオンにて、「テ・アラティニ先住民ウィーク」の開会式を行います。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
本イベントでは、オーストラリア初の先住民担当大使であるジャスティン・モハメド大使、アオテアロアのテ・アラティニにおけるカイハウツよりンガヒウィ・トモアナ氏、駐ニュージーランドカナダ高等弁務官キース・スミス氏をスピーカーとしてお迎えし、それぞれの視点を頂きながら、先住民が持つ知見と経験を活かした、未来の社会のかたちを模索します。
オーストラリアパビリオンの「海の間」にて、本イベントが終了した後は、同パビリオン前のフォーコートステージで、カルチャー・パフォーマンスが催される予定です。
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2025年08月04日(月)
11:00~12:00
(開場 10:45)
- 各パビリオン
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。

OTHER PROGRAM
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