EXPO2025 Theme Weeks

プログラム内容

近年、メンタルヘルスが世界的に脚光を浴びるようになりましたが、人間の感情の複雑さや精神医学の理論的な構築・実践の難しさ、社会からのスティグマなどが相まって、メンタルヘルス領域には今なお解決すべき課題が山積しています。
今世紀の節目となる2050年に向けて、世界各国で活躍する新進気鋭の活動家・研究者を招聘し、人種・文化・価値観を超えた対話を通じて私たちが目指すべき未来像を再定義します。
すなわち、昨今の急速な技術革新や社会の激動のなか、我々人類は多次元的な広がりや異質性をみせる人間の複雑な心の動きをどこまで究明できるのか、そして世界はいかに様々な心の在り方を普遍的に受容し最適化を図っていくべきなのか議論します。

出演者情報

モデレータ

山田 夏彦

国立成育医療研究センター、ジョンズホプキンス公衆衛生大学院

東京医科歯科大学医学部医学科を卒業し、沖縄県立中部病院で臨床研修を修了。がん研究によりWILLY Top Cited Article、健康の社会的決定要因に着目した慈善活動によりOutstanding Leadership Award, Visionaries Awardを受賞。世界経済フォーラムのイニシアチブであるGlobal Shapers Communityに所属し、プロジェクトマネージャーとして沖縄県保健医療行政に提言を行った。

View Profile

Close

close

登壇者

アグネス・ムワカツマ

ケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネス・スクール

メンタルヘルス分野におけるソーシャル・イノベーター。Black Minds Matterを設立し、2020年から2023年にかけて英国の黒人コミュニティに対する無料のメンタルヘルス・リソースの提供を支援するため200万ポンドを超える資金を調達。Forbes 30 under 30選出。

View Profile

Close

close

後藤 隆之介

スタンフォード大学

小児科医。スタンフォード大学博士課程・ナイトヘネシー奨学生。東京大学医学部卒業。2022年、ウクライナの青少年メンタルヘルスの調査や児童精神科の医療サービスの構築を目的としたAUDRIプロジェクトを立ち上げる。原著論文はThe Lancetなど医学トップ誌に多数掲載。

View Profile

Close

close

カミラ・ミヒャルスキー

ハピネス・リサーチ・インスティチュート(フィンランド)

Happiness Research Institute疫学者兼シニア・アナリスト。トロント大学で集団健康研究者として勤務、公衆衛生修士号取得。ウェルビーイングに関する量的・質的研究に関して、国家レベルの大規模プロジェクトから地域主導の取り組みまで先導。ウェルビーイングに対する投資促進に邁進。

View Profile

Close

close

シュリーヤ・ギリ

ハッピーマインズ(ネパール)

Happy Minds創設者兼マネージング・ディレクター。ロンドンで国際ビジネスマネジメントの修士号を取得。プロジェクトマネジメントが専門。Forbes 30 Under 30選出。ネパールのコミュニティ全体におけるメンタルヘルスの偏見をなくし、自ら助けを求める行動の促進に尽力。

View Profile

Close

close

健康とウェルビーイング ウィーク

メンタルヘルス2050: 多次元的な心の理解と社会的受容/最適化 アジェンダ2025共創プログラム

メンタルヘルス、その未究明領域をいかに科学的・社会的最適解に導くのでしょうか。
【2050年の未来像の論点】
幸福から精神疾患に至るまで立体的なスペクトラムを示す人間の複雑な心の動きを我々人類はどこまで解明し、社会は人種・地域・価値観を越えどれだけ受容・最適化できるのでしょうか。

  • 20250621日(土)

    18:0020:00

    (開場 17:30)

  • テーマウィークスタジオ
  • ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。

OTHER PROGRAM

健康とウェルビーイング ウィーク その他のプログラム

OSAKA, KANSAI, JAPAN EXPO2025

大阪・関西万博に関するWebサイト
「大阪・関西万博公式Webサイト」はこちら!

EXPO2025 Visitors

便利機能など万博がより楽しくなる公式アプリ
「EXPO 2025 Visitors 」はこちら!

language Language