EXPO2025 Theme Weeks

プログラム内容

身体活動や健康状態のモニター、介入を行うための革新的な技術開発及び商品化をしている研究者・起業家、その中でも特に2050年の未来を作っていく30歳前後の若者たちを海外から招待しました。それぞれが思い描く2050年の未来を語ってもらった上で、彼女ら・彼らが開発するような技術が普及した場合に生じ得る課題 ––例えば、新技術から生じた健康ビッグデータの取り扱いや共有範囲、使用者側が感じ得る不信感や、技術の地域・年代間の不平等な普及など–– とそれらを踏まえた上でどのように2050年の未来を形作っていくべきか議論します。

出演者情報

モデレータ

松本 宙

欧州分子生物学研究所 (EMBL)、ハイデルベルク大学

山梨県/神奈川県で育ち、京大農学部、医学研究科を経て現在はドイツ、ハイデルベルク所在のEMBLの博士課程にてRNA生物学の基礎研究を行なっている。ヘルスケア技術に興味を持つ非専門家という立場から、幅広い聴衆に楽しんでもらえる議論のファシリテーションを目指す。

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登壇者

エリス・ジェンキンス

オプト・バイオ (CTO兼共同創業者)

オプトバイオでがんを追跡・治療する初の埋込型BCIを開発している。豪州で育ち電気電子工学を修了。シーメンスに勤務後、ケンブリッジ大で神経テクノロジーと神経腫瘍学の博士号を取得。2022年以降200万ドル超を調達。CJBSアントレプレナーオブザイヤー、Forbes30U30を受賞。

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ケニー・オクタビウス

ポイント・フィットテクノロジー (CEO兼共同創業者)

インドネシアで育ち香港のHKUSTで化学工学の学士号取得。現在HKSAR博士課程フェロー。PointFitの共同設立、アジア注目企業100選やForbes 30U30、HKUST・HKSTP・アシックスからの支援など。従来病院でのみ可能であった生化学的な測定分野での革命を目指す。

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エミレ・ラディテ

サンファイア・ニューロサイエンス (CEO兼共同創業者)

ハーバード大とオックスフォード大で神経科学を学び、Samphire Neuroscienceを共同設立した。同社にて、PMSと月経痛のための世界初の非侵襲的脳刺激治療(クラスIIa CEマーク取得)であるNettleを開発し、女性の健康への神経技術の応用を開拓している。

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ジアニ・ゼン

バトラー・テクノロジー Inc. (CPO兼共同創業者)

MITで修士号を取得。Butlrのセンサーは、AIと体温センシング技術を組合せ、匿名性を確保しつつ室内空間での人の動きの観測を可能にし、世界経済フォーラムによるテクノロジーパイオニアに認定。共同創業者の2人はForbes 30U30に選出。2024年8月までに6800万ドル調達。

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健康とウェルビーイング ウィーク

ヘルスケア技術の未来を描く: 2050年に向けた課題とその克服 アジェンダ2025共創プログラム

【2050年の未来像の仮説】
希望する個人に関してはほぼ全ての身体活動の数値化、ひいては身体活動への介入が可能になります。

近年、スマートウォッチやスマートリングなどのヘルスケアデバイスの普及により、個人の健康状態や活動を可視化することが身近になってきています。それらの技術がさらに進んだ2050年において生じ得る心理的、倫理的な課題を技術や社会活動などによってどのように克服するべきか議論します。

  • 20250621日(土)

    10:3012:30

    (開場 10:00)

  • テーマウィークスタジオ
  • ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。

本プログラムへは予約が必須となっております。

「2カ月前抽選」から予約対象となりますが、詳細な予約開始時期については下記サイトをご確認ください。

※予約状況等によって予約ができない可能性がございます。

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