EXPO2025 Theme Weeks

プログラム内容

私たちは1日のうち最大93%を室内で過ごし、約11時間をテクノロジーに費やしています。日常的に自然に触れることは、人間の健康と幸福に多くの恩恵をもたらします。しかし、私たちの建築環境やライフスタイルは、私たちを自然から切り離し、これらの恩恵を奪っています。
建築空間デザインは、自然とのつながりの体験を高めることで、私たちの健康と幸福を向上させることができます。芸術の世界に浸り、オープンなディスカッションをすることで、日本の伝統的建築物や現代建築物が、時には自然界と視覚的に接触することなく、自然とのつながりを体感できる模範的な感覚をいかに提供しているかを探求します。これらは、現代における深い教訓であり、家庭空間にも容易に応用できるものです。
その目的は3つ:参加者の日本建築に対するビジョンを豊かにすること、自然とつながる建築とそのメリットに関する科学的視点への関心を刺激すること、そして住宅デザインを通して健康と幸福を向上させるためのヒントを提供することです。

出演者情報

登壇者

カルメン・ガルシア・サンチェス

コペンハーゲン大学、PRIVACY/ フアン・カルロス1世大学、芸術人文学部/デンマーク王立アカデミー建築・デザイン保存学、IBD 助教授/建築デザイン博士/建築家

カルメン・ガルシア・サンチェスは建築家・研究者で、北欧と日本の建築や自然を活かした近代建築を専門とし、EUの支援を受けた「NATURE-IN」プロジェクトでは、人と自然の接触を促し健康を向上させる戦略を研究。デンマーク王立アカデミー博士研究員、東京理科大学客員研究員として活動し、日本や欧州各国で講演。現在はフアン・カルロス1世大学助教授、コペンハーゲン大学客員研究員、欧州委員会科学専門家を務めています。

View Profile

Close

close

村田 涼

東京科学大学 環境・社会理工学院 建築学系 准教授、博士(工学)、一級建築士

「環境に応答する建築と都市の創造」をテーマに、建築設計・研究・教育の実践を通してパッシブソーラーデザインの理論を展開している。主な建築設計作品に「Courtyard House A 」(2017年)、東工大元素戦略材料研究センター「Genso Cube」(2015年)、「日本建築学会Archi Books」(2012年)、「LCCM住宅デモンストレーション棟」(2011年)などがある。

View Profile

Close

close

健康とウェルビーイング ウィーク

自然とのつながり: 住宅デザインは私たちの健康と幸福をどのように向上させるか

ガルシア・サンチェス博士と村田涼博士による、自然との触れ合いが健康にもたらす効果についてのプレゼンテーションとディスカッションの後、指定されたパビリオンをガイド付きで歩きます。

  • 20250620日(金)

    15:0016:30

    (開場 14:45)

  • 20250621日(土)

    11:0012:30

    (開場 10:45)

  • 20250621日(土)

    13:0014:30

    (開場 12:45)

  • 各パビリオン
  • ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
  • ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。

OTHER PROGRAM

健康とウェルビーイング ウィーク その他のプログラム

OSAKA, KANSAI, JAPAN EXPO2025

大阪・関西万博に関するWebサイト
「大阪・関西万博公式Webサイト」はこちら!

EXPO2025 Visitors

便利機能など万博がより楽しくなる公式アプリ
「EXPO 2025 Visitors 」はこちら!

language Language