健康とウェルビーイング ウィーク
ASEAN諸国および日本における障がい者のための馬介在活動に関するパネルディスカッション
東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局
ASEAN事務局は、法政大学 人馬のウェルビーイング研究所とパートナーシップを組み、日本の一般財団法人 Thoroughbred Aftercare and Welfare(略称:TAW)の支援を受けて、「ASEAN諸国および日本における障がい者のための馬介在活動に関するパネルディスカッション」を開催します。健康と福祉の観点から、馬と触れ合う取り組みはASEANと日本の障がい者の健康と福祉を促進する上で非常に有益です。
映像記録有り
対話プログラム
- ウェルビーイング
- 健康寿命
- PHR
同時通訳 | 提供する |
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発信言語 | 日本語及び英語 |
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トラックプログラム
- 開催日時
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2025年06月27日(金)
10:00 ~ 12:00
(開場 09:30)
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- 開催場所
- テーマウィークスタジオ
プログラム内容
*字幕:YouTube動画の右下「歯車」マークの「字幕」よりお選び下さい。
(複数言語、音声が重なる際等、字幕が掲出されない場合があります)
1. 背景
「ASEAN諸国および日本における障がい者のための馬介在活動に関するパネルディスカッション」は、ASEAN事務局が日本の法政大学 人馬のウェルビーイング研究所と共同で主催し、日本の一般財団法人 Thoroughbred Aftercare and Welfare(略称:TAW)の支援を受けて開催されます。健康と福祉の観点から、馬介在活動は、ASEANと日本の障害者の健康と福祉の向上に非常に有益であると考えられます。
2. 目的
本パネルディスカッションの目的は、ASEANと日本における障がい者を対象とした馬介在活動の現状に対する理解を深め、ASEAN加盟国と日本の代表者間の交流と対話の基盤を築くことで、ASEANと日本の連携を強化することです。
3. 期待される成果
本イベントは、ASEAN-日本パートナーシップに基づき、これらの活動の今後の方向性について議論する機会を提供し、ASEANと日本の障害者の健康と福祉の促進に向けたさらなる協働ステップを特定することを目的としています。
4. 議論のトピック
- ASEAN加盟国および日本における障がいのある人に対する馬介在活動の実践に関する情報や経験を共有します。
- 障がいのある人に対する馬介在活動に関する教訓と今後の方向性を特定します。
- ASEANと日本における障害のある人に対する馬介在活動に関する国際協力の相乗効果を生み出します。
- あらゆるレベルにおける障害のある人に対する馬介在活動に関する交流と議論をさらに促進します。
5. プログラム概要
- 開会挨拶- ASEAN/日本代表による馬介在活動に関するプレゼンテーション
- パネルディスカッションおよび質疑応答
- 閉会の挨拶および議論のまとめ
実施レポート
【振り返り】
2025年6月27日(金)、大阪・関西万博において「ASEAN諸国および日本における障がい者のための馬介在活動に関するパネルディスカッション」が開催されました。本イベントは、アセアン事務局が主催し、法政大学人馬のウェルビーイング研究所が共催、一般財団法人 Thoroughbred Aftercare and Welfare(TAW)の支援を受けて実現しました。
パネルディスカッションでは、マレーシアやベトナムをはじめとするASEAN地域における障がい者向けの馬介在活動の現状と課題について発表が行われました。その後、ASEANと日本のパートナーシップをさらに強化するため、以下の3点に焦点を当てた提言がまとめられました。
1) 障がい者などニーズのある人に向けた馬介在活動に関するASEANと日本間の相互学習の仕組みを確立し、大学を含むパートナー間の協力を強化すること。
2) ASEAN加盟国および日本において、障がい者など多様な背景を持つ人を対象とした馬介在活動に関する研究を実施し、より活発な議論を進めつつ、人馬のウェルビーイングの取り組みを実践すること。
3) 障がい者を念頭に置いた馬介在活動に関するASEANと日本におけるパートナー間のネットワーク構築を促進し、引退競走馬など様々な馬の利活用も同時に推進すること。
「今後も、日本とASEAN諸国を中心に、障がい者のための馬介在活動をさらに発展させるための取り組みを参加者間で協力しながら継続していきたい」との共通認識のもと、本パネルディスカッションは盛況のうちに幕を閉じました。
【会期後の取り組み】
ASEAN諸国および日本における障がい者のための馬介在活動に関するパネルディスカッションというテーマで、マレーシア、ベトナムおよび日本の実践が発表されました。それを受けて、まず今回実践交流のあったメンバーを中心に、2025年内にマレーシアのクアラルンプールにおいて、提言に基づく取り組みの具体化を話し合うワークショップが開催されることになりました。
特に、障害者団体、乗馬団体、大学の3者によるトライアングル型の連携を軸とし、同業界が共通して関わる若者の積極的な参加を促す仕組みおよび仕掛けを年内に草案することになりました。
今回のパネルディスカッションによる大きな成果の1つが、複数年をかけて提言の具体化を図る土台ができたことです。パネルディスカッションの開催を支援してくれたThoroughbred Aftercare and Welfareも、今後のネットワーク化と実践交流に前向きです。
出演者情報
登壇者
高木美智代
元衆議院議員
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八田宗久
一般財団法人 Thoroughbred Aftercare and Welfare
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キャンディ・エルナンデス
ASEAN事務局 コミュニティ局 局長補佐 ASEAN事務局 コミュニティ関係課長
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佐野竜平
法政大学教授・人馬のウェルビーイング研究所
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グエン・ティ・ミン・ヒュー
ベトナム自閉症ネットワーク コーディネーター
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ムトゥーサミー・カンダサミー
マレーシア障害者乗馬協会チーフ・インストラクター/ナショナル・チーフ・コーディネーター
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共催者名
法政大学 人馬のウェルビーイング研究所
一般財団法人 Thoroughbred Aftercare and Welfare
健康とウェルビーイング ウィーク
ASEAN諸国および日本における障がい者のための馬介在活動に関するパネルディスカッション
ASEAN事務局は、法政大学 人馬のウェルビーイング研究所とパートナーシップを組み、日本の一般財団法人 Thoroughbred Aftercare and Welfare(略称:TAW)の支援を受けて、「ASEAN諸国および日本における障がい者のための馬介在活動に関するパネルディスカッション」を開催します。健康と福祉の観点から、馬と触れ合う取り組みはASEANと日本の障がい者の健康と福祉を促進する上で非常に有益です。
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2025年06月27日(金)
10:00~12:00
(開場 09:30)
- テーマウィークスタジオ
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。
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