健康とウェルビーイング ウィーク
Well-beingエコシステムの構築
2025年日本国際博覧会協会
本プログラムは、テーマウィーク全体協賛者と連携して博覧会協会が企画・実施する「アジェンダ2025」の一つです。「データの利活用を通じて、どのようにして多様かつより多くの人々のWell-beingを向上させていくか」というセントラルクエスチョンを中心に、トークセッションが展開されます。
映像記録有り
対話プログラム
- その他
同時通訳 | 提供する |
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発信言語 | 日本語及び英語 |
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アジェンダ2025
主催プログラム
- 開催日時
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2025年06月28日(土)
13:30 ~ 15:30
(開場 13:00)
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- 開催場所
- テーマウィークスタジオ
プログラム内容
*字幕:YouTube動画の右下「歯車」マークの「字幕」よりお選び下さい。
(複数言語、音声が重なる際等、字幕が掲出されない場合があります)
健康とウェルビーイングは、すべての人にとって不可欠なニーズであり、社会や経済の強さ、そしてその持続可能性に深く関わっています。これは世界共通の課題です。 しかし、「どうすれば健康の質と効率を両立できるのか」「その効果をどう測定し、どう持続させるのか」——こうした問いに対して、患者、政府、医療機関、保険者、雇用主など、立場の異なる関係者が共通の悩みを抱えています。 本パネルでは、政策・支払い・ケア提供といった仕組みの中で、なぜ今“ウェルビーイング”が世界的に重視されているのかを紐解きます。 変化を促すインセンティブの最新トレンド、意思決定に不可欠なデータの優先順位、そして効果的な評価指標とは何か。こうしたテーマを軸に、雇用主・規制当局・保険者・患者のそれぞれの視点から貴重な知見を共有します。
実施レポート
【プログラム要旨】
本プログラム「Well-beingエコシステムの構築」は、2025年6月28日、大阪・関西万博のテーマウィーク「健康とウェルビーイングウィーク」におけるアジェンダ2025主催プログラムとして開催された。世界各国の専門家、企業、学術機関、医療保険者など多様なステークホルダーが集結し、「データ活用によって多様で広範な人々のWell-beingをいかに高めるか?」という問いに対し議論を展開した。
本セッションでは、健康・医療の枠を超えて、精神的、社会的、経済的側面を含む包括的なWell-beingの定義を共有し、それぞれの立場からのアプローチを提示することで、共通の課題とビジョンを見出すことを目指した。モデレーターには国際健康アウトカム測定コンソーシアム(ICHOM)のジェニファー・L・ブライト氏を迎え、パネリストとしてグローバル企業やアカデミアの登壇者が出演した。
本プログラムは、参加者に対し、Well-beingを評価・向上させるための具体的な枠組みや施策の共有とともに、今後の社会に求められる「共創型ヘルスケアエコシステム」の姿を提示することに成功した。また、データの質と活用の在り方、制度設計者と現場・当事者の視点の接続など、今後の継続的な対話と協働の必要性が強く印象付けられた。
【ジェニファー・L・ブライト 氏 発言要旨】
ジェニファー・ブライト氏は、本セッションの冒頭にて、Well-beingの概念とその測定の多次元性について体系的な枠組みを提示し、議論の基盤を提供した。彼女はまず、OECDやWHOといった国際機関による既存のWell-being測定指標を紹介し、それらが経済的要因、健康、教育、環境、ガバナンス、生活満足度などの複合的視点を含むことを強調した。また、米国の“well-being in the nation”フレームワークを引き合いに出し、苦悩・苦闘・繁栄といった個人の主観的状態に基づく評価の重要性を述べた。
さらに、ICHOM(国際健康アウトカム測定コンソーシアム)の活動について言及し、患者にとって最も重要な健康状態および生活の質のアウトカムを測定することを通じて、医療の質を評価するという枠組みに基づく、グローバルな医療改善の仕組みを提唱した。また、「健康」とは単に病気がない状態を意味するのではなく、精神的健康、身体的および社会的な機能、家族関係、就労可能性といった多面的な要素から構成されるべきだと強調した。
ブライト氏は、Well-beingを“ソフトなトピック”とみなす風潮に疑問を呈し、適切なデータ活用によって、財政的負担を増加させずとも好ましいアウトカムが得られる可能性があることを指摘した。そして、データの解釈と活用において“なぜ”という問いを立てることの重要性を提起し、形式的な数値の収集にとどまらず、背景や文化的文脈を踏まえた解釈と政策への反映が求められると述べた。
最後に、Well-being(ウェルビーイング)の促進は個人の責任にとどまらず、政府、雇用主、医療提供者、保険者を含むすべての関係者に共有された責任であると強調した。そのうえで、患者自身の関与や社会参加を含めた、包括的なアプローチの必要性を訴えた。
【ジェニ・チー 氏 発言要旨】
ジェニ・チー氏は、ペプシコのグローバルベネフィット担当シニアディレクターとしての立場から、世界72カ国・約40万人に及ぶ従業員の健康とウェルビーイングをいかに支援しているかを紹介した。同社では「Healthy Living」という名称のもと、身体的健康、精神的健康、経済的安定、そしてコミュニティとのつながりという4つの柱からなる包括的なウェルビーイングプログラムを展開しており、従業員の多様なニーズに応える仕組みを構築している。
特に注目されたのは、同社のケア哲学に基づく「体験としてのケア」の重要性である。チー氏は「福利厚生を提供するだけではなく、従業員が“自分は大切にされている”と実感できる体験が不可欠である」と述べ、そのためには物理的・精神的・社会的サポートを一貫して届ける必要があると強調した。コロナ禍を契機に浮き彫りとなった孤独や不安、メンタルヘルスの課題に対応するため、精神的サポートや情報伝達、家族向け施策なども積極的に取り入れている。
また、従業員のアクション促進の困難さにも言及した。健康施策が整備されていても、それを実行するか否かは最終的に個人の意思に委ねられるという課題を提示し、「最も効果的な健康管理者は本人自身である。誰も自分の身体や心を自分以上に理解していない」と語った。従業員一人ひとりが“自分自身のスーパーヒーロー”であるというメッセージを通じて、自己主体的な健康行動の重要性を訴えた。
さらに、家族や配偶者など従業員以外の対象者に対する情報提供の工夫や、テクノロジーを活用したナビゲーション支援(例:フェアリー・ゴッドマザー・プロジェクト)にも触れ、支援が必要なときに必要な情報を“ちょうどよく”届けるための設計思想が語られた。彼女の講演は、企業が提供するウェルビーイングの形が、単なる制度や施策ではなく、「関係性」や「信頼」に基づくものであるべきことを強く印象づける内容であった。
【マーガレット・クルック 氏 発言要旨】
マーガレット・クルック氏は、グローバルヘルスの研究者として20年以上にわたり低中所得国の医療制度改革に取り組んできた経験をもとに、これまでの世界的な健康改善の成果と今後の課題を提示した。彼女はまず、HIV/AIDS、マラリア、母子保健分野などで世界的に達成された死亡率の劇的な低下を紹介し、技術と協働による医療の進歩を称賛した上で、それでもなお残る健康格差への対処が不可欠であると強調した。
特に注目されたのは、“ヘルスシステムの本質的な目的とは何か”という問いに対する視点である。クルック氏は、高品質な医療制度とは「一貫してケアを改善すること」「住民の信頼と価値を得ること」「変化する人口ニーズに柔軟に応じること」の3点を柱とすべきだと提言した。また、アクセスの拡大だけでなく、提供される医療の“質”を重視すべきとの立場から、慢性疾患の管理(例:高血圧のコントロール率)など、実際の健康成果に直結する指標を評価の中心に据える必要性を訴えた。
さらに、医療の質改善には末端の現場介入だけでなく、制度設計や人材配置、インセンティブ構造など“構造的レベル”からの改革が重要であると述べ、米国での心筋梗塞対応改善の事例を紹介した。その成功は、地域社会への啓発から救急体制、専門治療、リハビリに至るまで、包括的なシステム全体の改革によって初めて実現されたものだった。
加えて、彼女は“People’s Voice Survey”という住民による医療制度へのフィードバック調査の結果を提示し、多くの国で若年層や教育水準の高い都市住民ほど医療制度に不満を抱いている現状を明らかにした。これは将来の納税者・制度支援者となる層の信頼を失うリスクを意味し、持続可能な制度構築には国民の共感と納得が不可欠であるという見解を示した。
講演の最後には「どんなに美しい戦略も、結果を見なければ意味がない」とのマッカーサー将軍の言葉を引用し、アウトカム(成果)に基づいた制度運営の重要性を再度強調した。彼女の発言は、医療制度の質を“見える化”し、市民と共に築くグローバルな医療エコシステムへの方向性を示すものであった。
【ニルス・ライヒ 氏 発言要旨】
ニルス・ライヒ氏は、AXAグローバルヘルスビジネスのCEOとして、世界25カ国以上で年間約250億ドルにのぼる医療関連支出を担う保険者の立場から、持続可能なヘルスケアエコシステムの実現に向けた課題と可能性を論じた。彼は、世界各地で医療制度が異なるにも関わらず、「医療費のインフレ」や「アクセス困難の増加」といった共通課題が浮かび上がっている点を指摘した。
ライヒ氏によれば、医療費の上昇率はGDP成長率を5〜7ポイント上回る水準で推移しており、この構造は長期的に見て持続不可能である。一方で、保険サービスへの需要は高まり、特に若年層や企業顧客からの「アクセス確保」へのニーズが顕著になっているという。このような状況に対し、保険者として単に価格転嫁するのではなく、医療の効率性と有効性を向上させる責任があると語った。
彼はその突破口として「データの力」に注目しており、自社の保有データを活用して医療の質や無駄の検出を行う具体例を紹介した。例えば、同一国内における膝の手術後のモルヒネ投与率が病院間で大きく異なることを指摘し、不必要な処置が患者の利益に反して行われている可能性を示した。こうした“ばらつき”を是正することが、患者のQOL向上とコスト削減を同時に実現する鍵であると述べた。
また、ライヒ氏は、デジタル技術とデータ活用による診療の最適化が将来的に大きな変革をもたらすとしつつ、その実装には多様なステークホルダー間の協働と共通のビジョンが不可欠であると語った。「今ある資源の中で最大の成果を出すには、不要な処置を減らし、必要なケアに集中することが必要だ」とし、それに向けて、保険者、医療提供者、政策当局、企業が共通の目的をもって行動する「Win-Win-Win」の構造を構築する必要性を訴えた。
ライヒ氏の発言は、保険者が果たすべき役割を再定義し、経済的合理性と人間中心のケアの両立を図る上で、データドリブンなアプローチが今後ますます重要になることを強く印象づけるものであった。
【ダニエル・エラスムス 氏 発言要旨】
ダニエル・エラスムス氏は、アクチュアリー(保険数理専門家)としての立場から、データを用いた医療成果の可視化と、それに基づく患者中心の医療制度設計の可能性について語った。彼はまず、医療エコシステムにおける各ステークホルダーの視点が大きく異なることを強調した。保険者はコスト管理を、医療機関は技術導入や患者数の維持を、規制当局は制度の持続性を重視する一方で、患者にとって最も重要なのは“自分の健康が改善されること”であると述べ、患者を中心に据える医療の必要性を訴えた。
続いて、氏はオーストラリアの医療制度を例に取り上げ、若年層から高齢層への支援というクロスサブシディ(相互補助)の構造が高齢化とともに崩れてきている現状を示した。また、最新の医療技術の導入が患者アウトカムを向上させる一方で、そのコストと処置件数の増加が医療支出全体を押し上げている点に触れた。例えば、ロボット手術の導入により、これまで手術対象とならなかった高リスク患者も治療対象に含まれるようになり、結果として医療需要が拡大しているという。
彼はまた、「入院時の健康状態」が医療費とアウトカムに大きく影響する点を指摘し、予防や日常的な健康管理(ソーシャルファクター)にもっと注目すべきだと強調した。特に、術前に十分な栄養を摂取しただけでも術後の回復に大きな差が出るとし、医療制度の効率化において“患者の状態をより良くしてから治療に臨む”という視点の重要性を説いた。
さらに、彼の所属するInsight Actuariesでは、患者報告アウトカムデータ(PROs)を活用して、病院ごとの処置説明や不安への対応といった“患者体験”が、術後6ヶ月・12ヶ月の結果に影響を与えている事例を示した。たとえ同じ医療行為であっても、患者との関係性が良好であれば、その後の回復力や自己管理能力にも好影響があるという。こうした知見をもとに、AIによる言語生成を活用し、先住民や高齢者など多様なバックグラウンドを持つ患者にも適応可能な「理解できるコミュニケーション」の開発にも取り組んでいると述べた。
エラスムス氏の発言は、医療制度の成果を最大化する鍵は“患者を中心とした共創”にあるということを、データと現場の両面から力強く提示する内容であり、制度設計者にとっても実務的示唆に富むものであった。
【ディスカッション要旨】
本セッション後半のディスカッションでは、モデレーターのジェニファー・ブライト氏が各登壇者に対し、データ活用を通じたウェルビーイング向上の可能性と限界、また実践における課題を多角的に問いかけた。
まずチー氏は、企業が有する従業員データの多さにも関わらず、本当に必要な“飲める一杯の水(=意味あるデータ)”が得られないというジレンマを語り、パートナーとの信頼関係構築と目的に沿ったアウトカム評価の必要性を強調した。彼女はまた、家族や配偶者といった従業員以外の人々への情報伝達の難しさを取り上げ、個別最適化されたナビゲーションの必要性を指摘した。
これに対し、クルック氏は、患者や市民からのフィードバックこそが制度改善の鍵であり、単なる満足度調査ではなく“なぜ良い/悪い結果が出るのか”を探ることが本質だと述べた。また、若年層や都市居住者が制度に不満を持っている現状に触れ、次世代からの信頼確保の重要性を指摘した。
ライヒ氏は、医療資源の“ばらつき”や“無駄”を是正することで、コスト抑制とQOL向上の両立が可能だと主張。グローバルな視野から見ても、保険者、企業、提供者、行政が共通ビジョンを持って連携することの意義を強調した。
エラスムス氏は、技術革新によって患者個別のニーズを把握できる環境が整ってきていると述べた上で、新技術の恩恵を誰もが享受できるようにするためには、アウトカムデータの質とアクセシビリティの両立が求められるとした。また、AIを活用した多様な文化・言語背景に対応するコミュニケーション支援の取り組みを紹介し、“患者を中心とする共創型エコシステム”の展望を共有した。
全体を通じて、データの量よりも質と意義、そして文脈に即した解釈が重視されるべきという共通認識が浮き彫りになった。誰のためのデータか、どのような意思決定に資するのか、そしてそれを誰が活用するのかという点に焦点を当て、持続可能で包括的なWell-beingエコシステム構築のためには、マルチステークホルダーによる共通の理解と協働が不可欠であるとの結論に至った。
出演者情報
モデレータ
ジェニファー・L・ブライト
国際健康アウトカム測定コンソーシアム (ICHOM) 会長&CEO
ジェニファー・ブライト(MPA)は、世界中の患者や臨床専門家と協力して、患者にとって重要な健康上のアウトカムを測定するための標準化されたツールを定義し、展開する非営利団体、International Consortium for Health Outcomes Measurement(ICHOM)の社長兼CEOである。それ以前は、Innovation and Value Initiative(IVI)で幹部職を歴任し、Society for Healthcare Epidemiology of AmericaとMental Health Americaで、医療技術評価における患者中心主義、透明性、公平性の推進に注力した。
Momentum Health Strategies®の創設者兼社長でもあり、メンタルヘルスアメリカの理事長。American Journal of Accountable CareおよびJournal of Patient Experienceの編集者。 彼女はトリニティ大学とジョージワシントン大学で政治学と行政学の学位を取得している。
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登壇者
マーガレット・クルック博士
ワシントン大学医学部医療システムと医学、特別教授、クエストネットワークディレクター
クルック博士は、ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院の医療システム教授である。2025年1月、マーガレット・E・クルック教授は、セントルイスのワシントン大学医学部の医療システムおよび医学の特別教授に就任した。医療システムが健康を改善し、国を超えた信頼を生み出すためにどのように機能するかを研究している。アフリカ、インド、南アメリカ、ヨーロッパの同僚と協力して、医療システムの質に関する新しい尺度を開発し、システムのパフォーマンスが医療に対する人口の需要、健康転帰、および信頼にどのように影響するかを測定している。クルック博士とチームは、実装科学と計量経済学の方法を使用して、大規模な医療システム改革を設計および評価している。医療システムを改善するための世界的なエビデンスベースの作成に取り組む多国間研究コンソーシアムであるQuESTセンターおよびネットワークのディレクターである。クエストネットワークは、議長を務める世界的なイニシアチブである「SDG時代の質の高い医療システムに関するランセット・グローバル・ヘルス委員会(HQSS Commission)」の調査結果に対応している。QuESTは、医療システムの質を評価するための新しい機器を開発し、医療システムの欠陥に対する構造的解決策をテストし、パートナー国での影響力の大きい医療システム研究の拡大を支援している。それ以前は、コロンビア大学の医療政策・経営学の准教授、ベター・ヘルス・システム・イニシアチブのディレクター、ミシガン大学の健康管理・政策の助教授を務めた。国連開発計画(UNDP)やマッキンゼー・アンド・カンパニーで役職を歴任し、カナダのオンタリオ州北部で医療を実践した。彼女はマクマスター大学で医学博士号を、ハーバード大学でMPHを取得。
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ニルス・ライヒ
AXAグローバルヘルスビジネスCEO
ニルス・ライヒは、25カ国以上で事業を展開するAXAのヘルス&従業員福利厚生事業のCEOである。それ以前は、AXA Groupのドイツにおける損害保険事業の責任者を務め、その他にもいくつかの幹部職や取締役を歴任した。AXAに入社する前は、戦略コンサルティングに携わり、4大陸のクライアントにサービスを提供した。「ドイツ40歳未満のトップ40」に選ばれ、ドイツ経済芸術文化協会の理事も務めている。ETHチューリッヒで金融および計算数学の博士号を取得。
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ダニエル・エラスムス
Insight Actuaries CEO
ダニエル・エラスムスは、ヘルスケア業界で約20年の経験を持つInsight ActuariesのCEOである。専門分野は、価値に基づく医療構造、資金調達メカニズム、およびサービス提供モデルの開発と設計、予防と長期的な市場の持続可能性の重要性を重視している。 また、ヘルスケアの未来、特にウェアラブル技術と患者報告データがどのように健康、予防医療、長寿を向上させるかに深い関心を持っている。より良い医療成果と財務的実行可能性を確保するための価値に基づく償還戦略の最適化を専門としている。
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ジェニ・チー 池貞儀
ペプシコ、グローバルベネフィット、シニアディレクター
Jeni Chihは、さまざまな業界でイノベーションと変革を推進した実績を持つ経験豊富なリーダーである。オラクル、ネットアップ、ギャップ社などの有名企業で、製造、投資銀行、小売、テクノロジーなど、さまざまな業界でキャリアを積んできたJeniは、グローバルな福利厚生における戦略的設計と実行において豊富な経験を蓄積してきた。 現在、PepsiCoでデザインおよび戦略のヘルス&ウェルネス担当シニアディレクターを務めているJeniは、多様なバックグラウンドを活用して、従業員のウェルビーイングと組織戦略の交差点で影響力のある変化を推進している。この役職では、従業員の全体的なニーズを優先する包括的な健康とウェルネスプログラムを設計および実装するためのイニシアチブを主導。豊富な経験、戦略的な考え方、そしてポジティブな影響を与えることへのコミットメントにより、健康とウェルネスの領域で有意義な変化を推進し続け、業界全体でデザインと戦略の卓越性の基準を設定している。
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健康とウェルビーイング ウィーク
Well-beingエコシステムの構築
本プログラムは、テーマウィーク全体協賛者と連携して博覧会協会が企画・実施する「アジェンダ2025」の一つです。「データの利活用を通じて、どのようにして多様かつより多くの人々のWell-beingを向上させていくか」というセントラルクエスチョンを中心に、トークセッションが展開されます。
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2025年06月28日(土)
13:30~15:30
(開場 13:00)
- テーマウィークスタジオ
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。
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