健康とウェルビーイング ウィーク
健康とウェルビーイング:Myウェルビーイングから、Ourウェルビーイングへ
DMG森精機株式会社
さまざまな価値観が社会に広がり、多様性が受け入れられる時代になりました。それに合わせて、人それぞれの幸せを高められる時代になったのではないでしょうか。幸せへの考え方が広がる中、自分自身の生き方を高める“Myウェルビーイング”だけではなく、人と人がつながることで得られる“Ourウェルビーイング”の重要性も考えていきます。
映像記録有り
対話プログラム
- ウェルビーイング
- 健康寿命
- こころの健康
同時通訳 | 提供する |
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発信言語 | 日本語及び英語 |
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アジェンダ2025
参加プログラム
- 開催日時
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2025年06月20日(金)
15:00 ~ 16:00
(開場 14:30)
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- 開催場所
- テーマウィークスタジオ
プログラム内容
*字幕:YouTube動画の右下「歯車」マークの「字幕」よりお選び下さい。
(複数言語、音声が重なる際等、字幕が掲出されない場合があります)
これからの社会において、多様性を認め、相手を思い、相手を理解し合うことが何よりも大切だと言われ始めています。
そうした中で、日本が昔から大切にしてきた“利他の気持ち”をベースとした、人のつながりがあるウェルビーイングが重要になるのではないでしょうか。
このプログラムでは、有識者を招いて、自分の生き方を高める“Myウェルビーイング”に加えて、人と人がつながることで得られる“Ourウェルビーイング”。この両方を社会にどう取り入れていくかを考えていきます。
そして、Ourウェルビーイングを高め、多様性を認め合うためには、ダイバーシティ&インクリュージョン(DEI)の推進も必要になります。ジェンダーの視点・グローバルの視点・DEIの視点など、様々な視点から”健康とウェルビーイング”を捉えて、世界に向けて発信していきます。
実施レポート
【振り返り】
「人との共通体験が、自身の幸福感を高める」を主題に草野満代さんをモデレーターとして3つのテーマセッションを展開しました。最初のセッションは、石川善樹さんによる「Ourウェルビーイング」についての映像プレゼンを行いました。組織や集団によるつながりは”非言語”(一緒に食べる、運動する、歌う、踊る、お祭りをする、など)を通じて生まれやすいというOurウェルビーイングを紹介していただき、非言語が協調意識を生み集団の幸福を生むことについて、登壇者である加藤ローサさん、関西大学・池田佳子さんとの意見交換を行いました。続いてのセッションは「共通体験を通じ、組織や集団によるつながりが深まる」をテーマに、留学生の登壇者(4名)から、異なる文化背景を持った集団の中で自分が受け入れられたと感じた経験の発表を行いました。それぞれより「一人の人間として認められること」「グループワークでの一体感や補い合いから」「こちらから話すこと、話しかけられること」「言語に慣れて話し合えるようになったこと」を話していただき、他登壇者との意見交換を通じて、お互いの共通体験を通じての組織や集団でのつながりが深まっていくことを確認しました。最後のセッションにて、今回の大阪・関西万博のような特別な集団での共通体験の機会は、まさにお祭りという非言語でつながるOurウェルビーイングであり、一緒に参加することによる幸福感の高まりがあることを話し合いました。一方で、そのような行為に対する合わないといった個人の見解も考慮する必要性についても話を進め、共通体験で得られる幸福とリスクの両面で議論しつつ、Ourウェルビーイングにおける共通体験が集団性を高め、幸福感を高めていくことについて発信をいたしました。
【会期後の取り組み】
今回のセッションプログラムを提供するに当たり、世界からも共通性があるテーマ設定が必要であると考えました。そのため、これからの社会において、多様性を認め、相手を思い、相手を理解し合うことが何よりも大切だと言われ始めている中で、日本が昔から大切にしてきた“利他の気持ち”をベースとした、人のつながりがあるウェルビーイングが重要であり、自分の生き方を高める“Myウェルビーイング”に加えて、人と人がつながることで得られる“Ourウェルビーイング”を社会にどう取り入れていくかを主題としました。また、世界人口の半数以上が30歳以下といわれているため、登壇者である関西大学・池田佳子さんのご協力を得て、留学生(4名)を登壇者に加えてセッションを行う構成といたしました。観覧者にも学生に参加をしていただき、セッションを聴講する共通体験を通じて、今後の活動における意識と行動につながることを目指しております。同様の目的にて社会人の方についても観覧の機会を提供して参加していただいております。観覧者(学生、社会人)への事後アンケートから以下コメント(抜粋)をいただいております。
・今日はじめてこの言葉を知りました。これからのキーワードとして覚えておきます
・ともに過ごす時間を増やし、自身のまわりでOurウェルビーイングを増やしていきたい
・交換留学生としてこのようなテーマを日本の視点から学ぶことは非常に貴重な経験
・学生(留学生)の方々の生の声を聞けたことがとても貴重だった
・「共に時間を過ごす」ことで得られるウェルビーイングを会社に戻って提案したい
・万博のような世界中の人々が集まるイベントは、ウェルビーイング概念を共有する有効手段
・人事担当として小集団の「よりよい」がOurウェルビーイングに繋げられるので提供したい
・ウェルビーイングとは、より良く生きたいという意味から、生き方ではなく、「生きがい、働きがい」、そして自分だけがよいのではなく、みんなのより良い生きる状態を考える視点は学びになった
さらに観覧者(学生、社会人)より、協会公式ページ(実施内容掲載)をご自身の意見と一緒に発信いただくことを働きかけており、今回の大阪・関西万博のテーマウィークからのセッション発信による「Ourウェルビーイング」への理解促進と、今後の活動における共通体験を通じたウェルビーイングの推進に向けて前向きに取り組んでいただける、レガシーにつながる流れをつくることができたと感じております。
出演者情報
モデレータ
草野 満代
フリーキャスター、元NHKアナウンサー。NHKに入局し、リレハンメルオリンピック開会式実況中継、アトランタオリンピック現地キャスター、紅白歌合戦相互司会等を担当。NHKを退局後、フリーキャスターとして「筑紫哲也のNEWS 23」サブキャスター等を務める。現在、公益財団法人日本スポーツ協会監事。一般社団法人人文知応援フォーラム理事。
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石川 善樹
公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事
予防医学研究者、博士(医学)
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事。
「人と地球が調和して生きるとは何か」をテーマとして、雲孫世代(8世代後)にまたがるような長期構想に取り組む。
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登壇者
加藤 ローサ
高校1年の時にファッションモデルとして仕事を始める
2005年1月公開の映画「東京タワーTokyo Tower」で女優としてデビュー
現在は2児の母
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池田 佳子
関西大学国際部教授
関西大学国際部教授/グローバル教育イノベーション推進機構 副機構長/
JIGE(大学の世界展開力強化事業2023-2027) 事業総括担当代表。
専門分野:国際教育、会話分析、言語学。
2022年には日本の教育施策の一環である「教育未来創造会議」の構成員を務める。
グローバル社会を見据えた人材育成のための教育の国際化などの提言の作成に携わる。
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健康とウェルビーイング ウィーク
健康とウェルビーイング:Myウェルビーイングから、Ourウェルビーイングへ
さまざまな価値観が社会に広がり、多様性が受け入れられる時代になりました。それに合わせて、人それぞれの幸せを高められる時代になったのではないでしょうか。幸せへの考え方が広がる中、自分自身の生き方を高める“Myウェルビーイング”だけではなく、人と人がつながることで得られる“Ourウェルビーイング”の重要性も考えていきます。
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2025年06月20日(金)
15:00~16:00
(開場 14:30)
- テーマウィークスタジオ
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。
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