食と暮らしの未来 ウィーク
グリーン建築材料: トレンドと市場機会
インドネシア共和国
このビジネスフォーラムは、インドネシアのグリーン建材を世界に紹介することで、国家ブランディングを構築し、インドネシアの輸出額を高めることを目的としています。また、世界市場におけるインドネシアのグリーン建材の最新動向に関する情報共有も行います。
映像記録有り
対話プログラム
- スマート農林水産業
同時通訳 | 未定 |
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発信言語 | その他 |
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トラックプログラム
- 開催日時
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2025年06月12日(木)
10:00 ~ 12:00
(開場 09:00)
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- 開催場所
- 各パビリオン
- インドネシアパビリオン
プログラム内容
*字幕:YouTube動画の右下「歯車」マークの「字幕」よりお選び下さい。
(複数言語、音声が重なる際等、字幕が掲出されない場合があります)
実施レポート
【振り返り】
本プログラムは、インドネシアが持つ持続可能な製品と技術の多様性を紹介し、環境保護と経済発展の両立に向けた取り組みを広く発信する貴重な機会となりました。インドネシア貿易省副大臣の挨拶に始まり、食品・ファッション・建築資材などの分野から複数の企業が登壇し、それぞれの製品や開発の背景にある社会的・環境的価値について共有がなされました。
特に注目を集めたのは、廃棄される農業副産物やプラスチックを資源化する取り組みです。米のもみ殻と再生プラスチックを原料とする建材「プラントアウト」は、耐久性と環境性能を両立した素材として高い評価を受けました。また、テンペづくりの発酵技術を応用した菌糸体由来のバイオマテリアルは、化学物質を使わずに成形可能で、家具や建材、ファッションなど幅広い分野での活用が期待されています。
さらに、参加企業は展示だけでなく、日本企業や関係機関とのビジネスマッチングも積極的に行い、持続可能性を軸とした国際的な連携の可能性を探りました。
日本市場での展開に向けた意欲や、文化・技術の相互理解を深める姿勢も印象的でした。
本プログラムを通じて、インドネシアと日本の間に新たな協力関係が芽生え、持続可能な未来社会を共に築くためのプラットフォームとして、確かな一歩を踏み出す場となりました。
【会期後の取り組み】
プログラム終了後も、参加企業による日本企業との商談や情報交換が継続されており、大阪・関西万博を契機に実際のビジネス展開へと動き出しているケースも見られます。
特に、リサイクルプラスチックを活用した建材は、実際にインドネシア館の一部建材として使用されており、その耐久性やデザイン性が高く評価されています。展示にとどまらず、実際の建築物で採用されていることは、技術の信頼性と応用可能性を強く印象づけました。
また、来場者の反応や日本市場の関心を踏まえた製品の改良やローカライズも進められており、販路拡大に向けたマーケティング戦略の再構築も行われています。特に、環境配慮・地域経済との連携・デザイン性といった観点が重視されており、製品の社会的価値をより効果的に伝える情報発信の強化が検討されています。
さらに、万博を通じて築かれたネットワークは、今後の共同研究や技術移転の土台としても活用されており、インドネシアと日本の大学・研究機関・スタートアップとの連携の可能性も模索されています。こうした国際的な協働は、持続可能な開発の推進だけでなく、次世代の人材育成や産業革新にも寄与すると期待されています。
2025年10月に開催予定の「Trade Expo Indonesia」には、今回登壇した企業の多くが再度出展を予定しており、日本の企業や関係者との交流をさらに深める機会として位置づけられています。
大阪・関西万博を起点としたこのような連携の継続は、持続可能な社会の実現に向けた国際的なパートナーシップの好事例となっています。
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グリーン建築材料: トレンドと市場機会
このビジネスフォーラムは、インドネシアのグリーン建材を世界に紹介することで、国家ブランディングを構築し、インドネシアの輸出額を高めることを目的としています。また、世界市場におけるインドネシアのグリーン建材の最新動向に関する情報共有も行います。
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2025年06月12日(木)
10:00~12:00
(開場 09:00)
- 各パビリオン
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。
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