食と暮らしの未来 ウィーク
伝統とイノベーションの融合: インドネシアのモデストファッションの持続可能なビジネスへの旅
インドネシア共和国
持続可能性に関する重要な課題のひとつは、ファッション産業が環境に与える影響です。
映像記録有り
対話プログラム
- サステナブルファッション
- エシカル消費
同時通訳 | 提供する |
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発信言語 | 日本語及び英語 |
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トラックプログラム
- 開催日時
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2025年06月13日(金)
10:00 ~ 12:00
(開場 09:30)
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- 開催場所
- 各パビリオン
- インドネシアパビリオン
プログラム内容
*字幕:YouTube動画の右下「歯車」マークの「字幕」よりお選び下さい。
(複数言語、音声が重なる際等、字幕が掲出されない場合があります)
水質汚染、二酸化炭素排出、繊維廃棄物の最大要因の1つとして、ファッション業界は持続可能な慣行を採用するようますます圧力を受けています。
消費者は、環境に優しい代替品、倫理的な調達、循環型経済の解決策を求めています。
企業は、より責任ある持続可能な未来に向けて行動を起こさなければなりません。
インドネシア・パビリオンで開催されるサステナブル・ファッション・ビジネス・フォーラムでは、業界リーダー、政策立案者、持続可能性擁護者が一堂に会し、革新的な解決策、責任あるビジネス慣行、持続可能なファッションを推進するための協力的な取り組みについて議論します。
実施レポート
【振り返り】
本プログラムでは、「文化と持続可能性の融合」をテーマに、インドネシアの創造産業を代表する3ブランドが登壇し、製品の紹介とビジネスの背景にあるストーリーを共有しました。
まず登壇したJava Cressmanは、天然のラタンやバナナの茎などを活用したハンドメイドバッグを展開するブランドで、「Ohana」シリーズは日本の花々に着想を得てデザインされており、自然の美しさや再生の力を表現しています。製品にはインドネシア・ジョグジャカルタの職人技が込められており、地元の雇用創出や技術継承にも大きく貢献しています。
続いて紹介されたHijack Sandalは、再生素材や天然ゴムを使用した靴の製造を手がけており、ファッション性と環境配慮を両立したサステナブルブランドとして注目されています。同社は環境負荷の少ない製造工程を採用するだけでなく、製品のライフサイクル全体を視野に入れた取り組みを行っており、循環型ファッションの先駆者的存在といえます。Color the Labelは、バンドンを拠点とするレディスファッションブランドで、明るくユニークな色使いと100%天然素材の使用が特徴です。パンジーの花をブランドの象徴とし、コロナ禍を乗り越えた「強さと再生」のストーリーを込めたコレクションを展開。国内外の店舗やECを通じて、多様な顧客にアプローチしています。
最後に登壇したColla the Labelは、バンドンを拠点とするレディスファッションブランドで、明るくユニークな色使いと100%天然素材の使用が特徴です。パンジーの花をブランドの象徴とし、コロナ禍を乗り越えた「強さと再生」のストーリーを込めたコレクションを展開。国内外の店舗やECを通じて、多様な顧客にアプローチしています。
プログラム終盤には質疑応答の時間も設けられ、日本の来場者からも多くの関心と質問が寄せられました。各ブランドの発表は、単なる商品紹介にとどまらず、文化的価値や社会的インパクトを伝えるものであり、インドネシアの創造産業が国際市場で持つ可能性を広く印象づける機会となりました。
【会期後の取り組み】
本プログラムで得られた成果を踏まえ、登壇した3ブランドはいずれも会期後も積極的に日本および国際市場への展開を進めています。
Java Cressmanは、展示で得たフィードバックをもとに、日本市場での販路開拓を進めており、今後はポップアップイベントや展示会への出展も視野に入れています。同時に、日本市場に合わせた製品開発や、現地パートナーとの協業も模索しており、持続可能なブランドとしての認知拡大を図っています。
Hijack Sandalは、すでに東南アジア諸国で一定の評価を得ている中、日本を次なる注力市場と位置づけ、流通パートナーの発掘や共同プロモーションの実施を進めています。同社は製品の回収・再資源化にも取り組んでおり、日本の循環型社会に向けた価値提案と親和性が高いと評価されています。また、持続可能性に配慮した製品設計や生産体制をさらに強化することで、国際的なグリーン基準への適合を目指しています。
Colla the Labelも、プログラムを通じて得た日本市場からの関心を受けて、越境ECの強化や期間限定店舗での展開を検討しています。また、パンジーの花を象徴とするブランドメッセージが日本の消費者にも共感を呼んだことから、今後は日本市場向けにローカライズされた商品展開も視野に入れ、販促活動を本格化させる予定です。
これら3ブランドはいずれも、持続可能性・文化的背景・社会的インパクトを軸とする独自の価値提案を武器に、グローバル市場でのプレゼンスを高めています。今回の万博を通じて得た人脈や知見を活用し、今後も国際的な連携を深めながら、地域経済や職人文化の持続的発展に寄与していくことが期待されます。
食と暮らしの未来 ウィーク
伝統とイノベーションの融合: インドネシアのモデストファッションの持続可能なビジネスへの旅
持続可能性に関する重要な課題のひとつは、ファッション産業が環境に与える影響です。
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2025年06月13日(金)
10:00~12:00
(開場 09:30)
- 各パビリオン
- ※プログラム開催時間・内容は掲載時点の予定となります。変更については、当WEBサイトや入場券予約システム等で随時お知らせしてまいります。
- ※プログラムの性質上、実施主催者の都合等に因り、ご案内時刻等が変動する可能性があります。
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